未来のトッププレイヤーを育成、ニワカアカデミー試動

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未来のトッププレイヤーを育てる

小学生から40代の大人まで所属しているニワカゲームス。先日は荒木君がグランツーリスモの世界大会「ワールドシリーズShowdown」出場権を獲得しましたが、ニワカゲームスが目指すのはそういったトッププレイヤーを輩出し続けることです。

高校野球やサッカーの強豪校のようなイメージをしていただければ、おおよそ間違いありません。
つまり「強いプレイヤーを育成する体制」を作ること。

練習場ニワカラボにあるようなハンドルコントローラーやプレイシート等の機材、および施設を用意するのは、お金さえあれば誰でもできます。
しかし後続を育成するのはノウハウが必要で、単に人を多く集めたり、強いプレイヤーが在籍しているだけでは実現しません。(もちろん居るだけで影響はありますが)

eモータースポーツの名門となるには、体制づくりが不可欠です。

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中学生メンバーのレースを見守る大人達からアドバイスが飛びます

カリキュラム構築中

いわゆる強豪校や名門と呼ばれるところは、効率的に強化・育成できるノウハウを持っています。
そこでニワカゲームスでは、名実共に世界レベルのプレイヤーとなった荒木君をコーチに据え、あらゆるレベルのプレイヤーを強化できるカリキュラムを準備中です。

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荒木コーチの前で階級分けテストを受けるメンバー、レースより緊張したとのこと

まだ始めたばかりで手探りの状態ですが、子ども達がどう上達してきたのか、また年長メンバー達は上達するためにどんなことをしてきたのかを分析し、カリキュラム作りを行っています。

実力あるプレイヤーは、例えばJEGTのようなチーム戦の選手として起用することもあります。
国体や世界大会、その他の中小規模大会も増えてきたので、何を目指すかはメンバー各々次第ですが、うまくなって活躍したいという思いは同じです。

願わくば、いつか世界チャンピオンが現れますように。

第20回ニワカゲームス杯、梅雨のウェットコンディションレース

ニワカゲームス杯開催

毎月開催しているグランツーリスモSPORTのオンライン大会「第20回ニワカゲームス杯」を実施しました。

今回はちょうど梅雨時期ということで、初のウェットコンディション(雨天)でのレースです!

今回のYouTubeライブ配信は堤口君と中村さんでお届けしました
JeGTグランプリ応援のお礼をするキャプテン古川、今回は参加者としてレースに出場

第1レース:スパ・フランコルシャン

ベルギーのスパ・フランコルシャン、小雨状態でのレース

雨ではクルマの挙動を乱しやすくなり難易度が上がるため、今回は悪天候に強い4WD(四輪駆動車)限定のレースにしました。

ニワカゲームスからは古川拓己、出島大地、深川湧介の3名が出場。

Hein2_HHF選手、アニメキャラクターをあしらった痛車仕様のカーリバリー
こちらはVtuberのキャラクターで出場
NAMI__taro選手はグランツーリスモ6のインプレッサ・ツーリングカーを模したマシンです
三菱党・中村さんの期待通りランエボの姿も(笑)
総勢10名がエントリー、雨レース開始!
開始早々のストレートでスリーワイド(3台並走)
1位に躍り出たrain_digo選手、うまくコーナリングできず逆に順位を落としてしまいます
トップはランエボ同士の戦いに!
上位2台が争っているスキに、後方も追いついてきて四つ巴状態
後方では湧介君(右)がバトルを繰り広げています
湧介君、シケインでインを取ってうまく前走車をパス
第1レースはランエボ同士の戦いを制してAPEX-M_Okada選手が優勝!

第2レース:レッドブル・リンク

第2レースはさらに雨量が増えたレッドブル・リンクでのレース、スリップに要注意!
凝ったデザインの痛車リバリーはZeFiX_MistYelloy選手
VR-Sprinta_LBC選手もランエボをチョイス
総勢9名、ランエボの比率が高め
第1レースは惜敗に終わったrain_digo選手、今回はポール・ポジションからのスタート
Sprinta選手が滑ってスピードダウンしたところをfujio4jd選手がパス
第1レースの覇者Okada選手は開幕6番手から4位まで浮上
再びランエボ同士のバトル!
Sprinta選手、下り坂で止まり切れず無念のコースアウト!
rain_digo選手が逃げ切りでポール・トゥ・ウィン!

レース結果

第1レース

優勝 APEX-M_Okada
2位 fujio4jd
3位 Hein2_HHF

第2レース

優勝 rain_digo
2位 fujio4jd
3位 APEX-M_Okada

第1レースは降水量も少なめでそこまで荒れた展開にはなりませんでしたが、激しい雨の降る第2レースではスリップしているマシンも見受けられました。
そんな中、安定した走りで予選1位から優勝した両選手の技量は素晴らしいと思います。

福岡は例年より早めの梅雨入りをし、そろそろ本格的に夏がスタートしようとしています。皆様も熱中症には気を付けて、またご参加・ご観戦お待ちしています!

JeGTグランプリ2020最終戦!入賞ならずも新境地を開けた大会

JeGT2020決勝

2020年末から開催されているeモータースポーツ大会「AUTOBACS JeGT GRAND PRIX 2020SERIES」、ついに最終戦が開催されました!

グランツーリスモのトッププレイヤーたちがプロレーサーや自動車関連企業と共演してきた本大会もいよいよ大詰めです。
予選ラウンドではぎりぎりの順位でFINAL出場権を獲得したニワカゲームス・レーシングチーム。まわりも強豪揃いですが、優勝を目指して挑みます!

予選スーパーラップ、ペナルティでノータイムに…

FINALの予選はスーパーラップ方式での実施。各チーム1周限りのタイムアタックを行い、そのタイムがレースのスターティンググリッドになります。

ニワカゲームスが使用する「レクサス RC F」はバランス型のマシン。突出した部分は無く、舞台となる「ドラゴントレイル・ガーデンズII」のタイムアタックには特段有利というマシンではありません。
ドライバーの腕がタイムに直結し、レースにおいては相手の弱点や状況を見極めて戦っていくことになります。

ニワカゲームス,レクサス RC F GT3,JeGT

可能な限り上位グリッドでレースに臨みたいので、チームのエース荒木祐樹(あらきゆうき)が出走。タイムは1’28.771で4番手でしたが、審議の結果、四輪脱輪のペナルティでタイム無効に…
予選ラウンドの順位通り、8番手スタートとなってしまいました。

絶望的な状況に見えますが、レースは3本勝負なのでまだまだチャンスはあります

第1レース、3ポジションアップ!

FINALは全部で3レース。ニワカゲームスは3名の選手でそれぞれのレースに挑みます。

第1走者は龍翔太郎(りゅうしょうたろう)選手。今年の三重国体では一般の部で福岡代表となった実力者です。国体やJeGT以外にも様々なイベントに参加し、腕を磨いてきました。

今回は8番手スタート、最後尾ということで失う物もありません。ガンガン攻めて、少しでもポジションアップし井芹選手にバトンを渡したいところです。

映っていませんが、前走車2台の混戦をかいくぐって6位に上昇しています
さらにシケイン(低速コーナー)を利用して1台パス
8位から5位に上昇!

ニワカメンバー、影のサポート

実は今回のレース、表向きには出ていませんが、キャプテン古川が無線で参加。レースの状況や判断が必要な箇所で指示を出し、龍選手をバックアップしていました。
かなり荒れ模様だった第1レースを冷静に戦い抜いたのも、チームメイトと繋がっていることが精神面の支えになったようです。

本番前、応援に駆け付けた古川君・堤口君と模擬レースで練習

第2レース、入賞圏内へ!

名前

第2走者は井芹颯真(いせりそうま)選手。JeGTのドラフトを経てニワカゲームスに参加、世界大会も経験した熊本県の強豪ドライバーです。

井芹選手を第2走者に選んだのは理由があります。
井芹選手はJeGTの認定ドライバーとして個人戦にも参戦、このFINALにも出場しています。個人戦とチーム戦では性能の違うマシンが使用されるため、操作感が全く違います。

1日で2つの大会に出ているのも同等で、個人戦・チーム戦の両方に出場している選手は、やはりこの切り替えに苦労しているようでした。
ニワカゲームスでは井芹選手への負担を軽減するため、個人戦の直後である第1レースを避け、最もハードな第3レースでもなく、第2レースで出場してもらうことにしました。

2周目、早くもポジションアップ
前3台が争っている間に距離を縮めることに成功
ヘアピンコーナーを利用して追い抜き!
シケインで抜き返され、そのままレース終了
他チームにペナルティが入り、3位に上昇!最後まで距離を詰めていたことが功を奏しました

最終戦!タイヤ戦略ミスで6位に

名前第3走者は再び荒木祐樹選手。世界大会こそ出場したことがないものの、トップランカーたちとも競い合える力を持ったドライバーです。

スーパーラップでは残念ながらペナルティでタイム無効となりましたが、まわりも強豪で固めてくると思われる最終レースには、やはりエースをぶつけるしかありません。チームの勝利を託します!

世界大会経験者も並ぶ決勝

タイヤ戦略の必要な最終戦

別々のタイヤを使ったレースでは、より性能の良いタイヤを長持ちさせることが重要です。今回の場合はソフトタイヤとミディアムタイヤの両方を使用しなければならないので、よりスピードの出やすいソフトタイヤを長く使う方が有利。

しかしソフトタイヤは摩耗も早く、だんだんとスピードが出なくなり、コーナリングもしづらくなります。ブレーキを掛けたり、負担のかかる走り方をすれば摩耗も早くなってしまいます。他車と競うあまり、タイヤを余計に消費するのは避けたいところ。

一方ミディアムはソフトに比べると長持ちしますが、スピードは出ません。どのタイヤを何周使うのか、レース全体を通して計画しておく必要があります。(レースとなると、他車とのバトルで不測の事態が起こるのも難しいところ)

タイヤ選択の戦略が入り混じるレース、ニワカゲームスは先にペースを上げて逃げ切る作戦
前走車もピットに入り、一時的に1位を走行
6周目でピットイン、ミディアムタイヤに変更
4位で戻ってきたニワカゲームス
タイヤ性能の良いチームに先を譲ります
予想以上にまわりのペースが良く、最終結果は6位となりました

成長と糧を得られた大会

当初は予選ラウンド通過も危うかったニワカゲームス。FINALにおいてもスーパーラップでこけてからのスタートで、大逆転勝利を狙っていましたが、最後は詰めの甘さが出てしまいました。

荒木選手も普段は世界大会出場を目指していますが、今シーズンは絶望的な状況でグランツーリスモから離れており、練習不足の状態。
どんな理由であれチームとして参加している以上、選手の行動として褒められたものではありませんが、終了後にチームメイトへ謝罪している姿が印象的でした。

普段は自信満々で、己の非を認めない(そもそも間違いを犯さないようにしている)タイプですが、人としての成長を垣間見た気がします。

チーム競技が人の繋がりを強くする

選手として出場するメンバー以外も積極的に協力し、結束を高められたように思います。
グランツーリスモは基本的に個人競技で、なかなか人と協力するという場面はありませんが、無線でチームメイトを支援したり、さまざまなシチュエーションを想定した練習レースを組む等、チーム戦ならではの光景が見られました。

筆者も監督として参加し、チームで大会に参戦する面白さを体感することができました。勉強不足なところや改善点も見え、ニワカゲームスをレーシングチームとして、またコミュニティとして強化していく糧を得られたように感じます。

チームをご支援いただいた皆様、観戦・応援していただいた皆様、大会運営およびライバルの皆様、またタッグとしての提案を快諾していただき、チームに参戦権を与えてくださったユーエスオートの柴田さんに感謝を申し上げます。

次回は自動車関連企業以外も参戦可能、新たな強豪チームが現れる予感…
応援ありがとうございました!

龍翔太郎、自動車開発ドライバーへの遥かな道

龍翔太郎,運転席

メンバーの目標をヒアリング

「ゲームを通じて福岡の子ども達を育てる」「夢に挑戦する」をモットーに活動するニワカゲームス。eモータースポーツコミュニティではゲーム好き・クルマ好きのメンバーが各々の目標を目指して頑張っています。

彼らの夢・目標を再確認し少しでも近づけていくため、一人ひとりヒアリングを行っています。今回は自動車の開発ドライバーを目指す龍翔太郎(りゅうしょうたろう)をご紹介。

都道府県対抗 U18 全日本選手権,龍翔太郎,スクリーン
2019年、東京で開催された「都道府県対抗 U18 全日本選手権」の様子
スーパーフォーミュラ,オートポリス,龍翔太郎
スーパーフォーミュラ観戦でサーキットへ、筋金入りのモータースポーツファン
ニワカゲームス,JeGTグランプリ,龍翔太郎
JeGTグランプリではニワカゲームスの選手として出場

国体準優勝、福岡で最も有名なGTプレイヤー

龍君といえば、2019年の茨城国体(全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI)において、少年の部で準優勝したことでその名が大きく広がりました。
TV・ラジオ・新聞等、各種メディアにも取り上げられ、おそらくeモータースポーツやグランツーリスモを知らなかった方々へも届いたかと思います。

また2018年に開催されたイベント「グランツーリスモ 真剣勝負・自動車メーカー対抗戦」において、チームマツダの一員としてレースに挑み、プロドライバーや社員の方々と共に見事優勝を勝ち取りました。
エキシビジョンレースではありますが、これを機にマツダと繋がりを持ち、「TC CORSE Esports」に所属することになります。

全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI,福岡県知事,小川洋,表敬訪問
茨城国体参戦時には、福岡代表として県知事への表敬訪問も行いました
FM福岡,西川諭,龍翔太郎,荒木祐樹
荒木君と共にラジオ出演したときの様子

目指すは開発ドライバー

龍君がグランツーリスモをプレイし始めたのは、「安価にクルマの挙動やドライビングを学べること」が大きな理由です。
幼少期から自動車に憧れを持ち、いつかその世界で活躍したいと思っていた龍君にとって、ゲームでリアルなドライビングやレースが体験できるというのがどれだけ熱中させられるものだったか、想像に難くありません。

そんな龍君が目指すのは自動車の開発ドライバー。メーカーが新しいクルマを開発するとき、試作車を実際にドライビングして仕上げていく。
卓越したドライビング技術はもちろん、自動車に関する様々な知識、新車のコンセプトを理解し、開発中のクルマに足りない要素を的確にフィードバックできるセンスも必要です。

ブロック遊びやプラモデル作り、ラジコン等、もともと物作りが好きだという龍君。新車の開発に自身のドライビングが活かされるというのは、まさに人生を集約した理想の仕事なのでしょう。

エーワンサーキット,龍翔太郎,レーシングカート
親子でレーシングカートを楽しむ龍君、あくまで趣味とのこと

実車の技術が必要

開発ドライバーになるには、当然ながら実車の運転技術が必要です。バーチャルの世界ではその腕を認められている龍君ですが、実車での実績がありません。

またメーカーの開発ドライバーは一般募集されておらず、どうすればなれるのかというところも難点です。実車のイベントで活躍していたドライバーがスカウトされた例があるとのことで、やはり技術を証明できる場が必要なのかもしれません。

しかし仮に実車活動をするにしても、例えばレースに出場するということであれば、車両の準備を抜きにしても100万円近い費用が必要とのこと。(ライセンス取得、エントリー費、交通費、宿泊費などなど)
学生である龍君にとって、ここが一番の課題です。

設計やゲーム開発の道も

専門学校では自動車工学・設計を学び、将来的には流体力学や航空力学も学ぶという龍君。現在はCAD(コンピューターを使った設計)の資格取得のため勉強中。
インターンもあり、自動車の開発・設計職を目指す生徒が多いそうです。

また、普段プレイしているグランツーリスモやiRacingといったレースゲーム・ドライビングシミュレーターの技術・知識を活かして、バーチャルでの開発ドライバーになるのが(現状では)最適かもしれないという話も。

夢をひたすらに追いながら、様々な可能性も模索している龍君。道は険しく、先が見えないかもしれませんが、どの道を選んでも後悔しないよう全力を尽くしてほしいですね!

全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI,銀メダル,龍翔太郎

荒木祐樹、すべてはワールドツアー出場のために

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メンバーの目標をヒアリング

「ゲームを通じて福岡の子ども達を育てる」「夢に挑戦する」をモットーに活動するニワカゲームス。メンバーがどんな夢や目標をもち、どんなことに取り組んでいるか把握するため、一人ひとりヒアリングをしています。

今回はニワカゲームスのエースドライバーであり、今年度から他メンバーのコーチングも引き受けている荒木祐樹(あらきゆうき)をご紹介します。

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2019年茨城国体(都道府県対抗eスポーツ選手権)に福岡県代表として出場
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2019年モーターショーの福岡県ブースでイベントにも出演

ツアー出場まであと一歩「無冠の帝王」

ニワカゲームスが掲げる目標のひとつ「ワールドツアー(世界大会)出場」に最も近い存在である荒木君。過去のツアー出場者とも互角に戦える実力を持ちながら、なかなか運に恵まれず出場の機会を逃しています。

「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」には大きく分けて2つのシリーズがあり、各国の代表選手が戦う「ネイションズカップ」と自動車メーカーの代表チームとして戦う「マニュファクチャラーシリーズ」があります。
荒木君が目指すのは後者の「マニュファクチャラー」でのワールドツアー出場で、自身が選んだメーカーの代表権獲得を巡って戦っています。

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グランツーリスモの公式戦で数多の優勝経験をもつ強者

他国の選手と連携するマニュファクチャラー

ネイションズカップはまさに各国のトップ選手だけが出場できるシリーズですが、マニュファクチャラーはメーカーの代表者によるチーム戦のため、より広いプレイヤーにチャンスがあります。

しかし実力さえあれば出場できるネイションズとは違い、マニュファクチャラーは「自身が選んだメーカーが上位に入ること」「メーカー内でリージョン(地域)のトップになること」が必要です。同じメーカーを選んだ他国のプレイヤーの成績次第で自分が代表になれるかどうかが左右されるため、運の要素も強くなっています。

例えば、荒木君が(ゲーム内で)トヨタと契約し、アジアで1位を獲得していても、他国でのトヨタの選手の成績が悪ければ、ワールドツアーに出場することはできません。(自身のメーカーが上位になるよう、他国の選手と誘い合わせて挑むということも珍しくありません)

過去にも出場できそうなシーズンはありましたが、やはり他国のプレイヤーと合算で上位に入るのは難しく、あと一歩で代表権を獲得できずにいます。

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海外プレイヤーとの交流も多い荒木君、初代チャンピオンで現役レーサーのイゴール・フラガ選手とも交友関係

すべてはマニュファクチャラーの代表になるため

ワンメイク(同一車両)でのレースが中心のネイションズカップに対し、マニュファクチャラーシリーズは各メーカーのマシンの性能差をしっかり熟知しておく必要があります。速い人が勝つという図式になりがちなネイションズと違い、コースとの相性やマシンの特徴を活かした戦略性が重視されます。

また、採用されるマシンも大きく違い、市販車からフォーミュラカーまで乗りこなす必要のあるネイションズに対して、マニュファクチャラーは市販車ベースのレーシングカーであるGr.3(グループ3)、Gr.4カテゴリーのマシンに限定されています。

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ニワカゲームスもチームとして参戦しているJeGTグランプリ、Gr.3のマシンが使用されます

荒木君はそのマニュファクチャラーで勝つために、Gr.3より速いマシンで走ることはしないようにしているとのこと。
そもそもGr.1のようなハイパーカーやフォーミュラカーはスピード感が体に合わず苦手とのことですが、マシンの性能があまりに違うため、感覚を狂わせたくないという意図もあるそうです。(レース専用に開発されたマシンと、市販車ベースで改造したマシンは全く違います)

もちろん下地となっているドライビング技術があるため、ある程度どんなマシンも乗りこなせてしまいますが、当人としては出場する大会も絞り、ツアー出場に専念したいとのことでした。

今シーズンの状況を聞いたところ、他国の有力ドライバーがケガをしてしまったとのことで、またしても不運な向きの様子。世界大会出場は一筋縄ではいきません。
悲願のワールドツアー出場を目指して、諦めずに挑戦し続けてほしいと思います!

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2020年リージョナルファイナル出場を記念して獲得した通称「赤シャツ」、GTプレイヤーから畏敬と羨望を集める一品

今年の目標はレースデビュー!山田峻司、将来の夢は建築家!?

メンバーの目標をヒアリング

「ゲームを通じて福岡の子ども達を育てる」「夢に挑戦する」をモットーに活動するニワカゲームス。メンバーがいろいろなことに挑戦し、将来の夢をもつ・叶えるためのサポートも行っています。

これまで古川君や寺本兄弟(宝生君・昇平君)と面談を行い、現在の目標や取り組んでいることなどを語ってもらいました。

今回は「世界一」を目標に掲げる小学3年生、山田峻司(しゅんじ)君とお母さんも交えてヒアリングしました。

2019年メガスーパーカーモーターショーにて運転席を満喫
エーワンサーキットでカート体験している様子

3年目に突入した最年少

峻司君といえば、同い年の柊真(しゅうま)君と一緒にニワカゲームスの1期メンバーとして加入した一人。最初は小学1年生で6歳でした。

まだ幼稚園から上がったばかりで幼い感じだった峻司君。eスポーツイベント「EVO Japan 2019」の観戦をきっかけにゲームで競うことに興味を覚え、本気で挑戦してみたいとニワカゲームスに加入しました。

小学1年生、まだシートに対して体が小さすぎる様子(前歯も無い)

うまくできず泣き喚く日々

グランツーリスモは初めてで、ハンドル操作も(当然ながら)めちゃくちゃ。まっすぐ走ることも難しいような状態でした。
当人はうまく走れないことに腹を立て、泣き喚くこともしばしば。短期な子どもと評価すればそれまでですが、向上心が相当強いのもわかりました。

どんな競技にも言えることですが、負けず嫌いや向上心は適性のひとつです。
「負けてもいいや」と適当に挑む人より、「負けて悔しい」と思って改善に努力する人の方が成長するのは明らか。トッププレイヤーは間違いなく勝つために様々な研究や努力をしている人です。

泣きながらも自身に課題を設けて達成してきた峻司君、やりこめばかなり上達するのではないかと感じます。

ドライビングスクールを制覇したときの様子、諦めずにコツコツやってきた成果です

今年の目標はレースデビュー!

毎週練習会のたびに泣いていたものの、年長メンバーたちに習って少しずつ運転できるようになってきました。

もともと人に教わることが苦手だそうですが、教わって上達できることがわかってきた様子。だんだんと泣く頻度も減り、最近では敬語を使い始めたりと人としての成長も見受けられます。

常に目標をもってクリアしていくことができる峻司君。早く皆とレースがしたいようで、今年はオンラインレースのデビューを目指して練習しています。

↑今年の三重国体のオンライン予選に挑む峻司君。悔しさのあまり仰け反っていますが、すぐハンドルを手にリトライしています。

GRガレージでの一コマ、いつも何か口にしている印象

将来の夢は建築家

着々とドライビングの腕を磨く峻司君、将来の夢は建築家になることだそう。かなり意外な答えでしたが、どうやら「マインクラフト」や「フォートナイト」といった建物を作るゲームが基になっているようです。それもデザイナー等ではなく、実際に現場で作る人になりたいとのこと。

自身の将来の夢もゲームから見出したというのは、時間さえあればゲームに勤しんでいるという峻司君らしいともいえます。
「建築家」をどの程度イメージできているのかは本人のみぞ知るところですが、本気で目指すのであれば泣いてでも叶えてほしいですね!

率先してトランプに誘う峻司君、とにかくゲーム好き!

第19回ニワカ杯、ハイパーカーが繰り広げる初のGr.1レース!

第19回ニワカゲームス杯開催

毎月恒例のグランツーリスモSPORTオンライン大会「ニワカゲームス杯」を開催しました!

進行役は先月に続き堤口君と古川君が担当

福岡では緊急事態宣言下ということもあり、進行役の二人もオンラインで出演。
また、いつも機材まわりを担当してもらっている維口さんが不在なので、急きょ筆者がセッティングと進行を担当しました。ほとんど触ったことが無いOBS(Open Broadcaster Software/配信用ソフト)、まさにニワカモン配信です。

初のGr.1レース

グランツーリスモにおけるGr.1(グループ1)カテゴリーは、現実におけるWEC(FIA世界耐久選手権)等で使用されるマシンで、レース専用に開発されたプロトタイプカーやハイパーカーが該当。

ハイダウンフォースを体現する独特のフォルム、ハイブリッドモーター使用可能で高い加速力、最高時速350キロ超えと総じて高性能でパワフルなカテゴリーです。

従来のニワカゲームス杯ではN系カテゴリーやGr.3、G.4といった市販車ベースのマシンが中心だったので、今までにないレース展開に注目です。

第1レース:インテルラゴス

ブラジルに実在するインテルラゴスサーキットでのレース
多種多様なマシン、総勢12名が参戦

ニワカゲームスからは田代寛朋(hapymaher_ps)、深川湧介(yuu-warota)、中村雅彦(PEX_ZEO)が出場。

湧介君はマクラーレンVGT(グランツーリスモ上のみの架空のマシン)を使用
ル・マン24時間レースのため開発された、日産GT-Rの名を冠するプロトタイプレーシングカー
トヨタのハイブリッドカー…ですが、前回同様マツダ風に仕上げてきたonininyakyu選手
同じくトヨタのTS030、こちらは白をベースとしたデザイン
VR-Sprinta_LBC選手、2022-2023年シーズンでWECに復帰するプジョーのマシンを使用
第17回で優勝したrain_digo選手、トヨタTS050で参戦
LeMans_P351選手、アシンメトリーのスタイリッシュなTS030
gamma_suzuki選手は独特なフォルムのヒュンダイVGT、ノンハイブリッド4WDマシンです
Gr.1のようなハイダウンフォースマシンが得意という田代君、活躍に期待
ホンダRAYBRIG HSV…ではなくプジョーのマシン、見た目のカモフラージュも戦略のうち…?
開幕早々のコースアウトでペナルティがついてしまった田代君、インテルラゴスでは自然消化しやすいのが不幸中の幸いか
2周目、混戦を利用してLeMans_P351選手がgamma_suzuki選手をパス
トップ2台の差はわずか0.6秒、ファイナルラップで逆転あるか…?
日の丸+くまモンは中村さん、後方でバトルを繰り広げています
onininyakyu選手がトップを守って優勝!

第2レース:サルト・サーキット

第2レースの舞台はフランスのサルト・サーキット。ル・マン24時間レースの開催地です。全長13.6kmと長尺なコースで、ロングストレートではGr.1マシンのフルパワーが発揮されます。

1周が非常に長い本コース、インテルラゴスとは違った戦略が必要
長いストレート区画に合わせた最高速重視のマシンが目立つ印象
まるでレース後のような汚れのメルセデス・ベンツ ザウバーC9、後ろはマツダ787B。共に1990年前後で活躍したマシン
湧介君はアルピーヌVGT、上記2台と打って変わって未来感あふれるフォルム
開幕早々のシケインは慣れないとコースアウト必至ですが、ここは全車クリーンにクリア
2番手に上昇してきたSAYA7963選手、ショートカットペナルティがついてしまっています
1位を走行していたNhelv選手コースアウト!高速コーナーの先が見えづらいうえ急激な減速が必要な難所
1位に躍り出たSAYA選手、後方とは1秒以上の差があるもののペナルティがどう影響するか…
上位3台はすべてペナルティ状態、どうなるか最後までわかりません
フィニッシュライン直前でペナルティを消化するSAYA選手、その脇をLeMans選手が駆け抜ける!
ポールスタートのLeMans_P351がV字優勝!

レース結果

第1レース

優勝 onininyakyu
2位 VR-Sprinta_LBC
3位 Nhelv

第2レース

優勝 LeMans_P351
2位 SAYA7963
3位 BTTA_K-LINE

今回は初のGr.1レースということで、乗り慣れていない方も多かったかもしれません。カテゴリーによって得手不得手が分かれるもので、逆にGr.1を待っていたというドライバーもいるかと思います。
とくに第2レースでは時速350kmに達するシーンもあり、レース専用車両らしいスピード感を観ることができました。

配信面で不安の多い回でしたが、無事に終えることができて安堵しました。音声面では聞き苦しい場面もあり、お詫び申し上げます。

次回ニワカゲームス杯は6月26日(土)予定!ご参加・ご視聴お待ちしております。

古川拓己、動画クリエイターを目指して修行中

メンバーの目標をヒアリング

ニワカゲームスは「ゲームを通じて福岡の子ども達を育てる」「夢に挑戦する」がモットー。子ども達といっても小学生だけでなく、夢に向かって頑張る若者を広義に指しています。

メンバーには活動を通じて将来の夢・目標を持ち、ぜひ叶えてほしいと思っています。そのため各自の現状や目標(直近・将来)を定期的にヒアリングすることにしました。(前回は宝生君が音楽の道を進みたいと語ってくれました)

今回はニワカゲームスの顔といっても過言ではない、キャプテン古川拓己(たくみ)をご紹介します。

JeGTグランプリではレーシングチームの選手としても活躍
ニワカゲームス内の人気投票では堂々の1位!

動画制作も行うGTプレイヤー

ニワカゲームスもいろいろなイベントに出演させていただく機会があり、代表者の一人として登壇することの多い古川君。グランツーリスモプレイヤーとしてのイメージが強いと思いますが、YouTube向けの動画制作も行っています。

例えば最近では大分県やまくにで出演したイベントのレポート動画や、メンバー紹介動画等も手掛けており、ニワカゲームスのチャンネルで公開しています。

もちろんニワカソフトのeスポーツ事業部と打ち合わせのうえ企画・制作にあたっていますが、編集部分はほぼ完全に古川君が手掛けています。

動画のサムネイル(一覧で表示される画像)も古川君が作っており、回を追うごとに動画編集・画像作成の腕が上がっているのがわかります。

動画制作をスキルとして身につける

動画も画像もパソコンの専用ソフトを使って制作します。知識・技術はもちろん、観る人の立場で考えるセンスも必要です。
しっかりと編集技術を身につければ、プロとして依頼を受けたり放送局等で働くこともできるでしょう。

さすがにそこまではまだまだですが、ゆくゆくはそういったクリエイターとしての活動もしていきたいと語る古川君。イベント出演や新しい動画の企画にも意欲的なので、将来に向けてしっかり腕を磨いてほしいですね!

ライブ配信を進行する古川君、コミュニティ内では最も幅広く活動しています

おまけ

City Car Drivingで雪道をドライブする湧介君
ラボからグランツーリスモ公式戦に参加する堤口君と荒木君
練習会のあとはラーメン屋に行くのが定番コース

JeGTラウンドFINAL進出打ち上げ&宝生君の夢

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JeGT予選ラウンド祝勝

ニワカゲームスで結成したレーシングチームが参戦しているシリーズ戦「AUTOBACS JeGT GRAND PRIX 2020 Series」のラウンドFINAL進出決定を記念し、練習会後に皆で打ち上げを行いました!

JeGT参戦チームの選手だけでなく、コミュニティのメンバーも一緒にお祝いです。

ニワカラボ,井芹颯真,荒木祐樹
熊本から井芹颯真選手も来てくれました
ニワカゲームス,ニワカラボ,打ち上げ
ピザと寿司を出前してお祝い

4月末に予定されていたFINALは、残念ながら大阪での新型コロナウイルスの流行状況を以て延期となりましたが、ぜひ今度は優勝祝賀会を行いたいものです!

将来の夢は音楽関係

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ひたすらオンラインレースに参加する宝生君

昨年9月以来、7か月ぶりにラボへ来た宝生(ほうせい)君も打ち上げに参加。中学2年生の成長期ということで、身長もかなり伸びていました。(筆者は追い越されました笑)

学校では吹奏楽部として活動している宝生君、将来の夢は音楽関係の仕事に就くことだそうです。実際に音楽とレースゲーム両方で活動している方もいるので、ぜひ両立で活躍してほしいですね!

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ニワカゲームスには弟の昇平君(奥)と一緒に参加しています
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同レベルのプレイヤー同士でレースすれば優勝できる腕前
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一昨年ラボに遊びに来てくれた”世界一レースゲームがうまいトランぺッター”小林洋介さん(中央)

おまけ

ニワカゲームス,レトロゲーム,ツインビー
休憩中のメンバーにはレトロゲームがブーム
天草サブレ
井芹選手から熊本のお土産

第18回ニワカ杯S2000ワンメイク開催!オーポリ&首都高レース

第18回ニワカゲームス杯開催

毎月開催しているグランツーリスモSPORTのオンライン大会「ニワカゲームス杯」。今回は3期新メンバー堤口直斗君の考案で、ホンダS2000によるワンメイクレースを実施しました!

今回の配信は3期の堤口君とキャプテン古川がお届け

第1レース:オートポリス・ショート

第1レースの舞台は大分県実在のオートポリスです。山中にあり霧に包まれることも珍しくないコースで、地形を利用した急勾配のストレートが有名。テクニカルな複合コーナーを有し、ひとつのミスが大きくタイムに響きます。

ニワカゲームスからは吉田航太朗、田代寛朋、中村雅彦、深川湧介が出場。

今回はショートカットコースということで、名物”ジェットコースター”抜きのレイアウト
グランツーリスモのロゴを大々的にあしらったマシン、「教授」ことIwae-Kaga-Kai-2選手
前回惜しくも2位止まりだったgnk222gnk選手、優勝候補です
ホンダ車を愛しているというrain_digo選手、前回に続き連覇なるか?
実車でも活動しているAPEX-M_Okada選手、説明不要の実力者
紺色のS2000はHatsu5217選手、堤口君と同じく北海道出身とのこと
だから私は、Xsarism
天然記念物金閣寺、大ヒット上映中とのことです(IMAX/4D)
第1レースは12台のS2000でレーススタート!
BTTA_K-LINE選手はスタートに失敗したようで、APEX-M_Okada選手に抜かれてしまいます
4番手だったrain_digo選手もミスで後方へ
さらにスピンで最下層に…優勝圏内スタートだっただけに悔やまれます
中村さんもヘアピンでスピン!オートポリスはシビアなコーナーが多い印象
1位と2位は若干距離がある模様
APEX-M_Okada選手、シフトミスと思われる減速でK-LINE選手にチャンス到来!
最終コーナーからストレートまでどちらが勝つかわからない接戦
最後まで粘りAPEX-M_Okada選手が優勝!

第2レース:東京エクスプレスウェイ 東ルート

第2レースはグランツーリスモのオリジナルコース「東京エクスプレスウェイ」を使用。首都高をイメージしたバーチャルならではのコースで、リアルな東京の街並みが楽しめます。

左右が壁に囲まれているのが特徴的で、コースアウトは無いものの、壁接触による減速やペナルティの危険性もあります。ストレートが長いので、スリップストリーム(前走車を風よけにし加速する)を利用し、逆転を狙うことも可能です。

ニワカゲームスからは吉田航太朗、田代寛朋、中村雅彦が出場。

夕闇に包まれる首都高でのナイトレース、エモさ抜群です
マツダ風のマシンに仕上げてきたonininyakyu選手
ニワカゲームス杯では表彰台常連のGear129選手、飾らない強者の風格を感じます
GT-Rを得意とするTendoRNEX選手、ホンダ車での走りが見もの
Lotus_RacingT128選手は凝ったデザインのS2000
満員15台での首都高レース!
第1レース優勝のOkada選手、スタートで失敗し7位まで後退
大きな事故なく最初のコーナーを通過していくS2000集団
Gear129選手が早速後続を引き離します
ポールポジションでのスタートだったHatsu5217選手、壁に当たってペナルティ!これは痛い
1位に追いつくため、2位・3位が協力してクルマを前に押します
最後尾、中村さんとM_Momonnga選手は仲良くツーリング
壁を擦って火花をあげるOkada選手、後続はチャンス
ストレートでのスリップストリームで追い抜かれたGear129選手、まだ逆転できるか…?
4位以下も順位の入れ替わりが激しく、最終結果はどうなるかわかりません
最後のストレート、VR-Sprinta_LBC選手が追い上げる!
ぎりぎり1位を守り切ってgnk222gnk選手が優勝!

レース結果

第1レース

優勝 APEX-M_Okada
2位 BTTA_K-LINE
3位 VR-Sprinta_LBC

第2レース

優勝 gnk222gnk
2位 VR-Sprinta_LBC
3位 Gear129

両レースとも最後までどうなるかわからない展開で、非常に面白いレースだったと思います。

APEX-M_Okada選手は実車に向けての練習で、シフターを使って参戦していたとのこと。シフトミスもあったようですが、第1レースは見事に優勝を飾りました。
ゲームでの体験を活かして、実車でも活躍していただきたいですね!

第2レースはスリップストリームで上位陣も次々と順位が入れ替わり、先の読めない展開となりました。
最後はわずか0.025秒という僅差で順位確定!2位のVR-Sprinta_LBC選手には非常に悔しい結果となりましたが、これをバネにまたチャレンジしていただければと思います。

次回は5月15日(土)開催予定!ご参加・ご視聴お待ちしております。