エンタテ!区LEGENDS、JEGTグランプリ2023開幕戦は6位

JEGT2023開幕

国内最高峰の賞金つきeモータースポーツ大会「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series」(オートバックス・ジェイイージーティー・グランプリ・2023シリーズ)がついに開幕となりました!

今年も賞金総額は500万円!使用タイトルは全戦「グランツーリスモ7」(PlayStation5/PlayStation4)となり、前シリーズよりさらにレベルアップした大会になること間違いなし!

我々eモータースポーツ福岡は、今期もRKB毎日放送株式会社様とのメディアパートナーシップを継続、「eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS」(イーエムフクオカ・エンタテック・レジェンズ)として出場します。

最先端テクノロジーで進化し続けるエンターテインメントの世界をご紹介する「エンタテ!区 テレビが知らないe世界」は毎週水曜24:55から放送しております。夜更かしのお供に、または録画で御覧ください。(宣伝)

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eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,マクラーレン 650S GT3 '15
チーム車両は「マクラーレン 650S GT3 ’15」

扱いやすさ・コーナリング性能・最高速度が利点の650S。加速には難があるので、コーナーでしっかり差をつける展開をしていきたいところ。

スーパーラップ:堤口直斗

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AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,スーパーラップ

予選スーパーラップは堤口直斗(つつみぐちなおと)が担当。レースのグリッド順が決まる重要なタイムアタックです。

結果は「1分58秒519」で5番手。走行後の堤口選手曰く、「50点の出来」とのこと。スピンを防止するためアクセルを遅らせてしまい、タイムに響いてしまったようです。

前半は全体ベストタイムが出ており一見良さそうに見えますが、650Sの特性上、本来はもっと良いタイムが出るところ。

スーパーラップは一発勝負であるがために、スピンやコースアウト、ペナルティなどの「即アウト」な状況を避ける必要があります。しかし安全な走りをしてしまうと良いタイムが出ないのがこの競技の難しいところです。

スーパーラップ オンボード映像↓

ヒート1:田代寛朋

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AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,田代寛朋

ヒート1(第1レース)は、今期新加入した田代寛朋(たしろひろとも)が担当。本来は吉田航太朗(よしだこうたろう)が出走する予定でしたが、大会数日前から高熱を発症し、やむなく休場となりました。

代走役となった田代選手、MR系の車種には乗り慣れていることもあってか、まずまずのペースでポジションをキープ。2周目の終盤、後方のNISSAN TRUST(35号車)がコースアウトする事態もあり、少し余裕のある展開に。

しかし3周目から徐々に前方集団より離され、5周目にはSPK TC CORSE(105号車)に追いつかれてポジションダウン。

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5番手を争うデッドヒート

残る周回では後続を抑える場面もありながら6位でフィニッシュ。

結果的に順位を落とすことになったものの、代走者として、さらにトップリーグ初出走というプレッシャーの中、最後まで走り切った田代選手にとっては確かな手ごたえと良い経験になったようです。

ヒート1 オンボード映像↓

ヒート2:岩田和歩

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JEGT2023開幕戦、最終走者を務めるはチームのエース岩田和歩(いわたかずほ)。6番手スタートなので「全戦5位以上」というチーム目標を達成するには、少なくとも1ポジションアップしなければいけません。

ヒート2はタイヤの使用義務があり、ミディアム・ソフトの両方を使う必要があります。ソフトタイヤはグリップが高いため速く走れるものの、摩耗しやすいため長く使用することはできません。一方ミディアムは寿命こそ長いものの速度は出ないので、なるべくソフトタイヤを長く使いタイムを稼ぐことが重要です。

大多数のチームと同様、ミディアムタイヤでスタートしたエンタテ!区 LEGENDS、6周目でピットインすると5番手で復帰。後方を走るKOSHIDO(12号車)とのバトルを余儀なくされます。

9周目、第2コーナーでの飛び込みを許してしまい、6位へポジションダウン。650S持前のコーナリング性能とタイヤの摩耗差で追いつくことはできるものの、加速段階で離されなかなかオーバーテイクに繋がりません。

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何度も目と鼻の先まで迫るが…

ファイナルラップ、最後の賭けとしてシケインの飛び込みを遂行するものの、狭い道幅で押し出される形となり、後続車にも追い抜かれ7位でフィニッシュ。審議の結果、後日の正式発表で6位となりました。

岩田選手曰く「3時間は語れる」という展開になったヒート2、総合優勝につながる獲得ポイントも大きいため、とくに白熱したレースでした。

ヒート2 オンボード映像↓

将来を見据えたシーズン

初戦から担当ドライバーの病欠という不測の事態に見舞われたものの、何とかダメージを最小限にできたように思います。

全戦5位以上という目標は初戦にして崩れ去ってしまいましたが、実は表沙汰にしていないチームの取り組みがあります。それはどちらかというと今期優勝するためというよりも、チームの体制づくりや強化・育成に重きを置いています。
秘伝のタレを作っているようなものなので口外しませんが、本ラウンドでも大いに学ぶところがあったので、いつか結果として返ってくると信じています。

ラウンド2は11月18日(土)開催!国内最高峰のバーチャルレース、引き続きお楽しみください。