接戦サルディーニャ、第10回ニワカゲームス杯開催

名前

サルディーニャ・ロードC、86GTワンメイク

毎月恒例、グランツーリスモSPORTのオンラインレース「第10回ニワカゲームス杯」を開催しました!

レースはYouTubeでライブ配信

MCはリバリー職人の出島さん(左)と中村さん(右)の二人でお届け

第1レース

今回のレースはグランツーリスモのオリジナルコース「サルディーニャ・ロードトラックC」を舞台に、「トヨタ 86GT’15」を使用したワンメイク(同一車両)レースです。

ストレートでのスリップストリーム(前の車を風よけにしてスピードアップする)を利用して逆転が狙えるこのコース。スタートが上位でも油断はできません!

第1レースは6名、ニワカゲームスからは龍君(予選1位)と湧介君(予選6位)が出場です
前回に続いて参加のkazuki-0626_選手、再びレクサス風86GTで登場(笑)
hapymaher_ps選手は初音ミクがトレードマークの「GOODSMILE RACING」風リバリーで参戦
1周目、中間グループで接触が発生。先頭グループから離される事態に
トップを走る龍君、真後ろからCavallinoLampant選手のプレッシャーを受け続けます
ファイナルラップ、CavallinoLampant選手が軽いコースアウトで勝負あり…?
龍君、プレッシャーを跳ね除け第1レース優勝!

第2レース

放送席の中村さん、プレイシートに移動してレース参戦
2レース目にはニワカゲームスのエース、荒木君もオンライン参戦!まさかの登場に参加選手達も沸きます
なぜかスバルBRZが…中身は86GTとほぼ同じだそうですが…(笑)
第2レース参加は7名、1位と2位の予選タイム差はわずか0.002秒!接戦の予感
2周目のホームストレートでスリーワイド(3台並走)が発生!
スリーワイドを制したrinks1010選手、しかしショートカットペナルティがついてしまい逆転を許します
接触しながらのコーナリング、ぶつかり合うプライド!
後方でも接戦が繰り広げられます
ファイナルラップの最終コーナー、CavallinoLampant選手が少し外に膨らんでしまい…
荒木君も逃げ切りで優勝!

レース結果

第1レース
優勝 DW-yuhki02(荒木祐樹)
2位 CavallinoLampant
3位 kazuki-0626_

第2レース
優勝 Ryu_Ryu_RS(龍翔太郎)
2位 CavallinoLampant
3位 kazuki-0626_

いつもニワカゲームスのメンバーは勝ちきれない印象のニワカゲームス杯ですが、今回は珍しく2レースともメンバーの名が連なりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

コロナウイルス対策でオンオフ混合等の新しい試みを導入

初のオンライン・オフライン混合練習会

新型コロナウイルスによる福岡の緊急事態宣言が5月に解除され3か月。7月に入ってから感染者が急増し、メンバーの近くでも発覚する人が現れ始めました。

かつて緊急事態宣言時にはニワカゲームスでも完全オンラインでの練習会を実施していましたが、今のところ宣言は出ていないため、ニワカラボでの活動を継続。
希望者は自宅から参加できるように、ニワカラボとオンラインで繋いでの練習会を行いました。

ニワカラボ ニワカゲームス練習会 古賀莉乃
メンバーも各々対策をとってラボに集まっています
ニワカラボ ニワカゲームス 古川拓己 山田峻司 グランツーリスモSPORT
古川君と峻司(しゅんじ)君、オンラインで他メンバーと一緒に走行中

ドライビングスクールチェックシート導入

グランツーリスモSPORTの初心者用モード「ドライビングスクール」では48個の課題が用意されています。
「アクセルを踏んでクルマを発進させる」「コーナーを曲がる」といったごく初歩的なものから、「タイヤが摩耗した状態でのコーナリング」「Fuel Mapを操作して燃費走行する」のようなテクニックも学ぶことができます。

ニワカゲームスでは、まず子ども達にこちらを完全制覇することを課題としています。皆がどこでつまずきやすいのか把握するため、チェックシートを使って管理することにしました。

GTSportドライビングスクールチェックシート 山田峻司
チェックシートに記入する小2の峻司君

ドライビングスクールでは課題達成時にそれぞれタイム計測され、「金・銀・銅」にランク分けされます。
例えば峻司君の場合、一応すべての課題をクリアしてはいますが、まだ「銀」や「銅」のタイムしか出せていない課題も多く、完全制覇したとはいえません。

小6の伸一君や中1の宝生君は、全て「金」のタイムをとってスクールを卒業しています。
レースに挑むには、まずスクールをクリアしてから!ステップアップしていくことが大事です。

8月のお題暫定ランキング

グランツーリスモSPORT サルディーニャ・ロードトラック・C レース ニワカゲームス トヨタ86GT’15
今月は「サルディーニャ・ロードトラック・C」を「86GT’15」でタイムトライアル!

1位 龍翔太郎 専門 1’06.493
2位 古川拓己 一般 1’06.605
3位 出島大地 一般 1’07.504
4位 深川湧介 小6 1’07.763(1’08.103)
5位 中村雅彦 一般 1’08.425
6位 関下伸一 小6 1’09.522(1’09.827)
7位 古賀莉乃 小4 1’12.864
8位 古賀柊真 小2 1’15.203(1’22.132)
9位 山田峻司 小2 1’17.297
※()内は前回タイム

龍君・古川君、出島さん・湧介君がかなりの接戦。中村さんと伸一君は苦戦している様子。

柊真(しゅうま)君が大幅にタイムを縮め、同年代の峻司君から一歩リード。

峻司君は後から聞いた話によると、最近身長が伸びてきて子ども用プレイシートが少し小さくなり、運転しづらくなってきたとのこと。次回は少しシートを調整する必要がありそうです。
子ども達の成長に合わせた環境を提供すること、これもニワカゲームスの課題のひとつです。

ニワカラボ ニワカゲームス練習会 関下伸一 グランツーリスモSPORT
いつも好んでドリフト走行を練習する伸一君、お題コースでは少し苦戦?
ニワカラボ ニワカゲームス練習会 古賀柊真 グランツーリスモSPORT
柊真君もちょっとずつ上達していきました
ニワカラボ ニワカゲームス練習会 古賀莉乃 グランツーリスモSPORT
弟・柊真君の後から参加した莉乃ちゃんもお題に挑戦

8月お題レギュレーション

タイムトライアル
コース:サルディーニャ・ロードトラック・C
車両:トヨタ 86GT’15
BoP適用
タイヤ:スポーツソフト
セッティング:禁止
ペナルティ設定:なし

第10回ニワカゲームス杯レギュレーション発表

ニワカゲームス杯 グランツーリスモSPORT サルディーニャ・ロードトラック ホームストレート

第10回ニワカゲームス杯開催

8月29日(土)、グランツーリスモSPORTのオンラインレース「第10回ニワカゲームス杯」を開催します!

YouTubeでライブ配信

開催日時
8月29日(土)
16:00~17:00
※参加予約はできません

MC
中村雅彦
出島大地

裏方
ニワカソフトeスポーツ事業部:太田寛
配信サポート:維口貴文

サルディーニャC・86GTワンメイクレース

今回は「サルディーニャ・ロードトラック・C」を舞台に「トヨタ 86GT ’15」を使ったワンメイクレースです。

地中海に浮かぶサルディーニャ島(Sardegna)をイメージしたグランツーリスモSPORTのオリジナルサーキットで、長い全開区画とタイトなコーナー、アップダウンの激しさが特徴的です。

特に今回の「C」レイアウトは中盤以降の連続S字区間が難しく、最終コーナーの立ち上がり方で次のラップにも大きく影響します。腕の見せ所!

ニワカゲームス杯 グランツーリスモSPORT サルディーニャ・ロードトラック・C トヨタ86GT'15

使用する車両はトヨタの86GT。ニワカゲームスのeモータースポーツチーム内で取り組んでいる今月のお題とほぼ同じ条件です。

当日はチームの練習も兼ねてメンバーも参加しますので、ぜひ彼らに挑戦してみてください!

レギュレーション詳細

▼基本設定
ルームモード:プラクティス/予選/レース
ルームの公開範囲:公開

▼ルームの設定
ルーム名:第10回ニワカゲームス杯 86GT限定
ルームのポリシー:楽しく走ろう
ルームオーナー固定:する
ルームへの最大参加人数:16
最低ドライバーレーティング:–
最低スポーツマンシップレーティング:S

▼コース設定
コース:サルディーニャ・ロードトラック・C
コースコンディションの選択:17:00快晴
周回数:8

▼レースの設定
スタート方式:グリッドスタート
グリッドソート:タイムによるグリッド
ブースト:なし
スリップストリームの強さ:リアル
車両の破損表現:オン
メカニカルダメージ:強い(損傷時はピットで修理)
タイヤの摩耗:1倍
燃料の消耗:1倍
初期燃料量:デフォルト
雨・コース外でのグリップ低下:リアル
勝者決定後のレース継続時間:60秒
オーバーテイクシステム:デフォルト

▼予選の設定
制限時間:5分
制限時間後の猶予時間:30秒
予選中のタイヤの摩耗:レースと同じ設定
予選中の燃料の消耗:レースと同じ設定

▼レギュレーションの設定
カテゴリーで絞り込む:N200(トヨタ 86 GT ’15 限定)
BoP:オン
上限タイヤ:スポーツソフト
下限タイヤ:スポーツソフト
リバリー制限:無制限
ゼッケン識別:無制限
セッティング:禁止
カートの使用:オフ

▼ペナルティの設定
レース中のゴースト化:なし
ショートカットペナルティ:弱い
壁接触ペナルティ:なし
サイドプレスペナルティ:なし
壁接触時の進行方向補正:なし
コースアウト時のクルマの置き直し:なし
フラッグルール:オン
周回遅れのゴースト化:オフ

▼ドライビングオプション制限
すべて無制限

都道府県対抗GT2020・ブロック代表決定戦レポート

古川、龍、高浪の3名が参戦

「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2020 KAGOSHIMA」、もともと国体の文化プログラムとして予定されていたグランツーリスモの全国大会です。
昨年は各都道府県の代表が本戦出場という流れでしたが、今年は地域ごとにブロック代表が選出されます。

ニワカゲームスからは、以下の3名が福岡代表として「九州・沖縄ブロック代表決定戦」に挑みました!

▼一般の部
古川拓己(ふるかわたくみ)
龍翔太郎(りゅうしょうたろう)

▼少年の部
高浪翔(たかなみかける)

レースを前に落ち着かないと言う古川君、一般の部に参戦

Red Bull TVで生配信

レースの模様は「Red Bull TV」でライブ配信されました↓
https://www.redbull.com/jp-ja/live/kokutai-2020-qualifier-7

実況・解説はグランツーリスモ公式配信でもおなじみの辻野ヒロシ氏、YAM氏
九州・沖縄ブロックの注目選手として紹介される龍君
2019年の茨城国体では銀メダルを持ち帰りました

一般の部予選:龍くん余裕の1位通過

ブロック代表決定戦では、まず予選レースを勝ち抜かなければいけません。上位5名が通過、ブロック代表を決める決勝レースへの権利を獲得します。

真剣な眼差しの古川君、メンタルアドバイザーの神崎先生からレースでは気持ちをスイッチできるよう学びました
再び福岡代表として挑む龍君、今大会の大本命です(当日は自宅から参戦、写真は別日に撮影したもの)
タイムアタックで決められた予選レースのグリッド順、龍君・古川君が1位2位スタート
独走する龍君に対し、少し遅れ気味の古川君。しかし5位以上は安泰の様子
ぶっちぎりで予選1位を獲得した龍君、古川君も無事予選通過

決勝レース:古川君アクシデント!

全国大会出場への切符を賭けた決勝レース。「一般の部」では上位2名が獲得できます。

舞台はグランツーリスモのオリジナルコース「レイク・マジョーレ・サーキット」。北イタリア・マジョーレ湖周辺と設定された架空のサーキットで、オーバーテイク(追い越し)ポイントも多いテクニカルコースです。

古川君は「トヨタ FT-1」をチョイス、本コースでは多数派のマシン
龍君は圧倒的少数派の「マツダ アテンザ」で出場!しかし予選でタイムが出せず、決勝では8番手スタートに…
2周目、古川君が他車との接触でスピン!最下位まで転落
古川君が抜け落ちた分、龍君が4位まで上昇!望みが託されます
古川君も最後まで諦めず、可能な限り順位を上げます
レース終盤、3位から4秒以上も離され、上位陣にアテンザの姿は無し…
龍君は4位でフィニッシュ、古川君は10位でした

少年の部:最後の希望、高浪

残念ながら一般の部で敗れた古川君・龍君に代わり、チームの希望を託された高校生の高浪君。ニワカゲームスのメンバーとは茨城国体から面識があり、今年度からチームに参加しました。

まずは予選レース、一般の部と同じく上位5名が通過できます。

新型コロナウイルスの影響もあり、なかなかチームとしての練習ができなかった高浪君に期待
予選レースでは定番の「アウディ R8」で出場、グリッド決めタイムアタックでは2位のタイムをマーク
レース1周目、オーバーテイクされヒヤリとする場面も
最終的には順位を取り戻し、2位で無事通過

圧倒的大差の閉幕

ブロック代表決定戦、決勝は「一般の部」と同じくレイク・マジョーレが舞台。

「少年の部」では、ブロック代表になれるのはわずか1名。狭き門に挑みます!

高浪君は「日産 GT-R」をチョイス、ストレートでの伸びが武器
上位陣で事故発生!4位スタートの高浪君にはラッキーな展開
運よく2位まで上昇したものの、1位とは毎周1秒近く引き離されています
終盤、抑えていた後方のマシンともバトルになり、順位を維持するので手一杯に
最終的には3位でのフィニッシュ

ニワカゲームス、ブロック代表決定戦敗退

参加した3名とも決勝レースまでは進んだものの、今一歩優勝には届かず敗退という結果になってしまいました。福岡代表として多くの応援をいただきましたが、このような結果となってしまい非常に残念で申し訳ない気持ちです。
昨年は龍君の入賞もあり、今年も当然誰かが決勝まで行くだろうと期待していた分、終わった後には軽い虚無感も覚えました。

前回大会に続いて出場していたライバル選手たちの成長が目覚ましく、メンバーの努力が足りていなかったのではないかと言われるとそれまでかもしれません。
もしプロのチームであれば、結果を出せるように監督できなかった筆者の責任問題になります。

しかし個人的には、メンバーそれぞれが見せ場を作り、レース自体を盛り上げるのに一役買ってくれたように感じます。
チームとして「強い・結果が残せる選手」が望ましいのは当然ではありますが、人として好かれるキャラクター性や、印象に残るプレイヤーであることも大事です。

キャラクターを優先した龍君

今回それを強く打ち出したのが龍君で、「マツダ アテンザ」のチョイスは直前まで悩んでいたものでした。

「勝ちにいく」のは選手として当然で、応援される立場なら義務感も覚えるかもしれません。
しかし龍君は「自分の好きなマシンで勝ちたい」という欲を優先しました。これが「個性」で、龍君のキャラクターです。

龍君にとってマツダは、単に好きなメーカーというだけでなく、グランツーリスモのイベント「自動車メーカー対抗戦」で実際にマツダの方とチームを組んで走ったという縁もあります。その縁も重んじて今大会に挑んだのは想像に難くありません。

もちろんアテンザでも勝てるという勝算あってのチョイスではありますが、結果として負けであるのは事実。ですがキャラクター性という観点であれば、むしろ成功だったと言えるのではないでしょうか。

プレイヤーは応援されてこそ選手

単に遊ぶだけならプレイヤー。人から好かれなくても、プレイはできます。

”選手”となると、やはり応援される立場です。地域の代表、チームの代表、形は違うかもしれませんが、誰かの想いを背負っていることに違いはありません。
「好かれる」ことは、必須条件なのではないかと考えます。(好みが分かれる、は別問題)

ニワカゲームスにおいても、メンバー個々人が応援される存在になってほしい。
「圧倒的に強い」「結果を出すチーム」というのも良いものですが、それ以上に「応援したくなる」「試合を観たくなる」という、楽しんでいただける存在を目指します。

7月お題結果ランキング発表、8月はサルディーニャ再訪

チーム内で競うニワカ・タイムトライアル

ニワカゲームスeモータースポーツチームで毎月実施しているお題制度。メンバー同士で同条件のタイムトライアルを行い、腕を磨いています。

先月は「京都ドライビングパーク・山際」でタイムを競いました。

名前
順位 氏名 部類 1週目 2週目 3週目 4週目
1位荒木祐樹一般1’56.9121’56.912
2位古川拓己一般1’57.2501’57.2501’57.250
3位龍翔太郎専門1’57.760
4位深川湧介小61’58.9221’58.9221’58.326
5位高浪翔高校1’58.621
6位出島大地一般1’59.539
7位小田英天一般2’00.3152’00.315
8位中村雅彦一般2’00.8322’00.3812’00.3812’00.381
9位町谷斗紀旺高校2’01.1032’01.1032’01.1032’01.103
10位寺本宝生中12’02.5812’02.581
11位関下伸一小62’02.9382’02.9382’02.9382’02.938
12位山田峻司小22’20.0632’11.0112’11.0112’11.011
13位片多昇平小42’13.777
14位古賀莉乃小42’28.8372’17.7902’17.7902’17.790
15位古賀柊真小22’26.1102’20.3592’20.359

※緑文字はタイム更新時
※スマホでは表を左右にスライドできます

上位3名は先日JeGTグランプリにも参戦したいつも通りの顔ぶれ。
4位は小学6年生の湧介君がランクイン!今年の全国大会にはエントリーしていませんが、来年も開催あれば良い成績を期待できそうです。

中学生になり、吹奏楽部に入部したという宝生(ほうせい)君はちょっと元気の無い順位に。高校生の高浪君もそうですが、部活との両立はなかなか難しい様子。
ただ全国大会「少年の部」では学業と両立させているプレイヤーが上位にくるのも事実で、努力は本人次第だなと感じさせられます。

実車カートでも使うグローブでプレイする湧介君

8月はサルディーニャ・ロードトラック

イタリア・サルディーニャ島が舞台のグランツーリスモ オリジナルコース

今月のお題コースは、昨年の8月にも採用した「サルディーニャ・ロードトラック」が再登場。ただしコースレイアウトが別バージョンで、サーキットは同じですが攻略法が大きく異なります。

その「サルディーニャ・ロードトラック・C」、コース中盤までは緩やかなコーナーが続く比較的優しいセクションですが、終盤の下り~上りに連続するS字コーナーは、ライン取りを間違えると壁に激突してしまう難関。ここをどう攻略するかがタイムを縮めるポイントです。

先月の「京都ドライビングパーク」も下り坂からのS字が難関でしたが、今回はさらにそれを上回ります!

急勾配+連続S字の難所、サルディーニャの険しさを感じるセクション

8月お題レギュレーション

タイムトライアル
コース:サルディーニャ・ロードトラック・C
車両:トヨタ 86GT’15
BoP適用
タイヤ:スポーツソフト
セッティング:禁止
ペナルティ設定:なし

おまけギャラリー

神崎先生から遠隔でメンタルサポートを受ける古川君、JeGTで成果が得られました
JeGT前日に行われた接続リハーサルの様子

ニワカゲームス、JeGTグランプリでチーム優勝!参戦の裏側

初めてのチーム戦!

リアルモータースポーツとeスポーツの融合を目指すeモータースポーツ大会「JeGT GRAND PRIX ROUND EXTRA @ONLINE VOL.2」に参戦しました!

ニワカゲームスとしても、メンバーがチームを組んで大会に挑むのは初の試みです。

出場した荒木祐樹、古川拓己、龍翔太郎
マシンは「ダッジ バイパー SRT GT3-R」を選択、リバリーはチームの出島さんがデザインしました

プロレーサーも参戦するハイレベルな大会

将来的には賞金付き大会の開催を目指す「JeGT」には、「スーパーGT」等に参戦する本物のプロレーサーも参戦!
eモータースポーツ界からは、グランツーリスモの世界大会にも出場したトッププレイヤー達も参戦するハイレベルな大会です。

今回は公式シリーズ前のエキシビジョンということですが、基本的にJeGTへの参戦は腕前が認められた「JeGT認定ドライバー」に限定されるとのこと。

解説にはプロドライバー加藤彰彬(てるあき)氏、龍君とグランツーリスモのメーカー対抗戦でチームを組んだことも。実況には鈴木学氏を迎えレースを盛り上げます!

↓ライブのリプレイはこちら
https://youtu.be/DNEuG8VWbRI?t=1114

↓チーム戦からのリプレイはこちら
https://youtu.be/DNEuG8VWbRI?t=6263

第1レース:荒木君独壇場

GTのランキングでは常にトップグループに君臨するものの、大舞台での受賞歴は無い”無冠の帝王”荒木祐樹

グランツーリスモのFIA公式戦においても、トップランカーとして名を連ねるチームのエース、荒木君が第1レース出走。グランツーリスモを熟知している彼が今回の作戦も立案しました。

今大会でも珍しいと言われた「ダッジ バイパー」は、レースの舞台となる3つのコースを照らし合わせて、総合的な強さで選択。第1レースで荒木君が確実に1位をとり、そのポールポジション(最先頭スタート)を古川君が最終レースに繋ぐ作戦です。

予選はトップタイムをマーク、ポールポジションを獲得して「富士スピードウェイ」での第1レース!
全く他を寄せ付けず、2位以下に4.5秒もの差をつけてフィニッシュ
「観てる方はつまんないと思うけど」などと、緊張感ゼロの荒木節も炸裂…笑

第2レース:バトンを繋ぐ古川君

ニワカゲームスのキャプテンとしてチームを率いる古川拓己

チーム戦ということで、前レースの結果がスターティング・グリッド(開始時の順位)に関わる今回のレース。荒木君から1位スタートを引き継いだ古川君は、最終レースの龍君に繋ぐ重要な役目です!

普段のレースではプレッシャーに弱く、メンタル面に課題のある古川君。順位を下げることなくレースを終えることができるか…?

「筑波サーキット」にてポールポジション・スタートを切るニワカ・ダッジバイパー
独走を続ける古川君、コーナー毎に緊張感が高まります
大きなミスなく第2レース優勝!プレッシャーにも勝利した古川君

最終レース:龍君まさかの大苦戦

2019年の茨城国体では少年の部で全国2位となった龍翔太郎

荒木君→古川君とバトンを繋ぎ、ポールポジションでのスタートとなる第3レースの龍君。チーム戦はポイント制のため、6位以上のフィニッシュでチーム優勝確定です。

レースの舞台となる「鈴鹿サーキット」は、難しいコーナーが連続するテクニカル・コース。オーバーテイク(追い越し)ポイントも多く、気の抜けないレース展開になること必至。

しかし龍君の腕であれば、まずそこまで順位は下がらないだろうという、気の早い優勝ムードが漂う最終戦。

最終レース、他チームも最強ドライバーが並びます
1周目、並走していたライバルマシンが芝を踏んでスピン!ニワカとしてはラッキーな展開
追いつかれてきたものの、後続車にはペナルティー(どこかで減速しないとタイム加算)
急カーブのヘアピンコーナーでまさかのコースアウト!この場は2位復帰できたものの、ペースが悪化してきます
その後もアクシデントに見舞われ、一時は6位にまで転落。これ以上落とすわけにはいきません…
度重なる事故を耐え抜き、最終的には5位でフィニッシュ

総合ポイントでチーム戦優勝!

最終レースこそ5位という結果になってしまったものの、第1レース・第2レースで1位を獲得していたことが大きく、ポイント合計でチーム優勝となりました!

メンバー各自の働きがもたらした勝利

実はチームマネージャーをしている筆者としても、プロレーサーや有名プレイヤーがライバルとして並ぶ中、優勝はさすがに難しいのでは…と思っていました。

しかし各々が見事に役割を果たしたことで、チームへ勝利をもたらしたのだと思います。
レギュレーションから作戦立案し、ポールを獲得した荒木君。荒木君からのバトンをプレッシャーに負けず繋いだ古川君。まさかのトラブル連続に負けず、優勝圏内で耐え抜いた龍君。

そして出場こそしていないものの、今大会に向けてチームの顔となるマシンやスーツのデザインをしたメンバー出島さんもいます。
もともと個人競技の傾向が強いeモータースポーツですが、チームとして戦う貴重な体験となりました。

まだルール制定不足感あり?

チーム優勝は果たしましたが、今回の大会は競技として疑問に思うところもありました。すべてを事細かに書くつもりはありませんが、せっかくプロも出場して注目されているのに、もったいない印象です。

例えばぶつけられた側だけ損をするペナルティーの緩さ、ホワイトラインカット、本物のマシンなら明らかに損害ものの接触等、「ゲームだから」では済まないことが多々ありました。わざわざプロを集めているのに?と思わずにはいられません。(とくに龍君のレースに顕著で、配信には映っていないアクシデントが多数)
これらはゲーム内のペナルティーだけで完結することは難しく、本家グランツーリスモの大イベントでは審判をきっちり置いて人の目でジャッジしています。

今回はエキシビジョンということですが、賞金つきの本シリーズまでにはルールや体制づくりが必要だろうと感じました。
リアルとバーチャルの融合を目指す大会という構想は素晴らしいものだと思うので、ぜひ改善を重ねて誰もが納得できる大会になることを期待します。

レース中、思わず振り返ってメンバーに不満を漏らす場面も

古川君・龍君は個人戦も参加

大阪で行われたJeGTの認定大会「ドライバーズセレクション」に足を運び、「JeGT認定ドライバー」になっている古川君、龍君。二人は個人戦にも挑戦しました。

レッドブルカラーのGT-Rで参加の龍君
古川君は前回のJeGTでも使用したピンクのマシン
個人戦では龍君5位、古川君6位という結果でした。上位にはグランツーリスモのトッププレイヤーが並びます

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