第2期最初のお題はシンプルなオーバルトラック、ノーザンアイル

ニワカゲームス4月のお題

ニワカゲームスではチーム内のお題を決め、メンバー全員で取り組んでいます。

今月は新メンバーとしてグランツーリスモ初心者も加わったこともあり、初歩的なコースをお題としました。

最もシンプルなコース、ノーザンアイル

いかにも競技場といった趣のコース

ノーザンアイル・スピードウェイは、シンプルな楕円形状のオーバルトラックです。

オーバルはストレートとバンク(傾斜角)のあるコーナーで構成されたサーキットのこと。一見すると単純そうに見えますが、スピードを維持するにもテクニックが必要な奥深さがあります。
ノーザンアイルのような形状のサーキットを「ペーパークリップ・オーバル」とも呼びます。

グランツーリスモに収録されているノーザンアイルは架空のサーキットですが、よく似た「マーティンズビル・スピードウェイ」のようなコースも実在します。

4月のお題

タイムトライアル
コース:ノーザンアイル・スピードウェイ
車両:マツダ ロードスターS(ND)’15
BoP適用
タイヤ:スポーツソフト
セッティング:禁止
ペナルティ設定:なし

チーム内ランキング

順位 氏名 部類 1週目 2週目 3週目 4週目 5週目
1位荒木祐樹一般0’19.8210’19.821
2位深川湧介小60’19.9070’19.9070’19.907
3位古川拓己一般0’19.9970’19.9970’19.9490’19.9490’19.949
4位龍翔太郎専門0’19.9970’19.9970’19.997
5位中村雅彦一般0’20.4790’20.4790’20.1370’20.0180’20.018
6位高浪翔高校0’20.1910’20.0950’20.0560’20.056
7位出島大地一般0’20.3310’20.2540’20.254
8位関下伸一小60’20.3790’20.379
9位町谷斗紀旺高校0’20.5060’20.5060’20.5060’20.506
10位寺本宝生中10’20.6730’20.6260’20.626
11位片多昇平小40’21.0200’20.8020’20.8020’20.802
12位山田峻司小20’21.0540’21.0540’21.0540’21.0540’21.054
13位古賀柊真小20’21.4150’21.4150’21.415
14位古賀莉乃小40’22.445

※緑文字はタイム更新時
※スマホでは表を左右にスライドできます

期待の新人、上級生の力を借りて2位に

荒木君はさすがの1位。どんなコース、どんなクルマでも、根本的に走りがわかっているということの証明です。
ノーザンアイルは確かに単純構造ですが、少しでも無駄な動きはタイムロスに直結します。

次いでは、なんと新入りの湧介君がラインクイン!
種明かしとしては、今回のお題はオンライン練習会でのタイムも記録しており、他車のスリップストリーム(後ろにつくことで空気抵抗を抑えて速くなる)も許可しました。加えて古川君が走り方を教えるための先導走行したおかげというのもあります。

しかし練習会では多くのクルマが入り乱れておりタイムを出すことは難しく、古川君についていけるだけの実力があることは確か。これからレース慣れしていけば、さらに上達していきそうな予感。

家庭で練習する湧介君

一方、家庭でハンドルコントローラーが使えない宝生君は、パッド(普通のコントローラー)での走りに苦戦している様子。
パッドだとハンドルさばきを鍛えることはできませんが、クルマの挙動をつかむ練習はできます。(普段パッドでの練習で世界大会に選出されるプレイヤーも)

オンラインでも練習会はできますが、やはり皆で集まって練習するのが一番。早くコロナが収束して、ラボに集まって練習会ができるようになることを切に願います。

古川君のノーザンアイル攻略動画!

子ども達のドライビングスキル向上のため、ノーザンアイル・スピードウェイを題材に古川君が攻略ポイントをまとめてくれました!

今回は、タイムを出すための「助走」、基本となる「目線」「ハンドルの切り方」の3ポイントレッスンです。GTのドライバーレーティングを上げたいと思っている方、今後も更新していきますので一緒にレーティングAを目指しましょう!

世界大会を目指して…レース練習で子ども達の課題が浮き彫りに

オンラインでの練習会が中心となったニワカゲームスeモータースポーツチーム。
新型コロナウイルスの影響で遅延が発生していたグランツーリスモSPORT(以下GT)の公式戦もついに開幕されたこともあり、オンライン練習会でも公式戦に向けたレース練習を取り入れています。

ワールドツアー出場をかけた公式戦とチームの課題

日本代表とメーカー代表

2つの公式シリーズ戦、ネイションズカップとマニュファクチャラーシリーズ

GTには2つの大きなシリーズ戦があります。

ネイションズカップは世界一の国を決めるシリーズで、日本ではアジア地区の代表を決めるレースが行われます。ワールドツアーでは、会場に各地の代表が集って世界一の国を決めます。

マニュファクチャラーシリーズはゲーム内で自動車メーカーと(架空の)ドライバー契約をし、メーカーの代表として戦います。こちらもアジア地区でのレースが行われ、成績上位者が世界大会に出場します。
各メーカー・各地区の成績上位者から3人ずつ選抜され、チームを組んで世界一のメーカーを決める決戦が行われます。

参考:FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ 開催概要(https://www.gran-turismo.com/jp/gtsport/fia_championships/2020/

長く契約していたトヨタから三菱に乗り換えた荒木君、意外な選択でライバルたちに衝撃を与えた模様
練習会でも密かに三菱ブームが発生(5台中3台が三菱のランエボ)

未来のワールドツアー出場を目指して

ニワカゲームスには15名のメンバーがいますが、子ども達が中心で多くはGT初心者です。まだまだ、世界大会に出場するには実力が足りません。(現時点で唯一、世界に通用するだろうと言われているのが荒木君)

しかしニワカゲームスのメンバーとして活動する以上、いずれ挑戦してもらいます!そこでチームの練習会でも、公式戦の模擬レースを取り入れました。

周回数以外は公式戦と同じ条件の模擬レース

子ども達には大人が教える必要あり

最年少は小学2年生。自分が走ることに精一杯で、はっきり言ってレースをするには早すぎます。周りも見えていないし、他のメンバーの進路妨害になったり、ぶつかってしまうことはしょっちゅう。もし公式戦であれば、怒られること間違いなしです。

コースアウトから復帰してきた峻司君(左)、他車を妨害する復帰は完全にルール違反
峻司君の視点ではぶつかる瞬間になってようやく相手が見えるものの、時すでに遅し

子ども達はまだ「レースの仕方」がわかっていません。モータースポーツのルールは複雑で、ただゲームをプレイしているだけでは身につけられないマナーもたくさんあります。
「なぜ悪いのか」わからないのは、子どもの責任ではありません。知識を持っている大人が根気よく教えてあげる必要があるでしょう。

失敗を繰り返し、いろいろと指摘されながら馴染んでいくことで、他車と走るとどういうことが起こるのか、どうすれば上位にいけるのかを考えられるようになります。
まだまだ先は長いですが、小さい頃から体験できることは身に付きやすく、大きなアドバンテージです。

小6の湧介(ゆうすけ)君の後ろにぴったりくっつく中村さん、後ろから迫られるプレッシャーへの訓練にも
オンラインレースはやったことがないという湧介君、他のプレイヤーと走れる技術は十分持っている様子
20歳の年齢差がある出島さん(左)と湧介君(右)、近くを走ることが多いので実力的にも近い…!?
変わったクルマに乗る小2の峻司君、1960年のXNR ギア・ロードスター
家庭で練習する姉弟、柊真(しゅうま)君と莉乃(りの)ちゃん

鹿児島国体eスポーツ、4名が福岡県オンライン予選を通過!

国体eスポーツ福岡県予選4名通過

鹿児島国体「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2020KAGOSHIMA」種目グランツーリスモSPORTのオンライン予選が終了しました。

ニワカゲームスeモータースポーツチームから、福岡県の予選を通過した4名をご紹介します!

一般の部は昨年の県代表含む3名

茨城国体 荒木祐樹 龍翔太郎 古川拓己
2019年茨城国体にも参戦したメンバーが今年も挑みます!

元「少年の部」準優勝:龍翔太郎

茨城国体グランツーリスモSPORT会場 龍翔太郎 レッドブル

龍翔太郎(りゅうしょうたろう)
2001年5月14日生まれの18歳

茨城国体では18歳未満を対象とした「少年の部」で見事準優勝となった龍君。18歳となった今年は、より多くの強豪が集う「一般の部」での参加です。
その一般の部においても、福岡県予選では1位通過!わずか2名という九州ブロック代表の座にも期待がかかります。

昨年末からレーシングカートの活動も本格的に再スタートし、今年からは自動車関係の専門学校にも進学した龍君。実車で得た知識と技術を持って挑みます!

龍翔太郎 茨城国体準優勝メダル
茨城国体のメダルをかけた龍君、今年も受賞なるか…!?

元「一般の部」福岡県1位:荒木祐樹

茨城国体グランツーリスモSPORT会場 荒木祐樹

荒木祐樹(あらきゆうき)
1998年9月28日生まれの21歳

昨年は県内1位で代表となった荒木君、今年は3位で予選通過です。

海外のプレイヤーにも腕を認められ、世界大会に出場してもおかしくないと言われる彼ですが、今回予選の舞台となった「オートポリス」は特に苦手とするコースで、非常に苦戦しました。

ブロック代表決定戦の舞台も同じくオートポリス。しかし代表決定戦は一人で走るタイムトライアルではなく、同時複数名が走行する「レース」形式です。
状況が刻々と変化し、他ドライバーとの駆け引きも必要となるレース。チーム随一の経験値を持つ荒木君の実力が試されます。

ニワカラボ 荒木祐樹 グランツーリスモSPORT公式戦優勝
定期的に行われている公式戦でも、優勝経験は豊富

チームの中堅、古川拓己

エーワンサーキット 古川拓己

古川拓己(ふるかわたくみ)
2000年12月3日生まれの19歳

一般の部、福岡県予選4位通過。ハンドルコントローラーを使い始めて1年ちょっと程度と、上記2名に比べるとまだまだ未熟な印象のある古川君。それでも県内では指折りの存在で、着実に成長し力をつけてきています。

子ども達の面倒見もよく、チームのムードメーカーで活動の中心的存在。月一の「ニワカゲームス杯」配信ではMCを務め、自身でも動画編集を始めるなど、活動の幅を広げつつあります。

ブロック代表決定戦では他県の猛者たちも控え、苦戦は必至。しかし諦めずに走りぬけば、代表の座を得る可能性もゼロではありません!

ニワカラボ ニワカゲームス練習会 古川拓己
ひょうきんな一面もある古川君

少年の部、期待の新人:高浪翔

高浪翔

高浪 翔(たかなみかける)
2003年12月1日生まれの16歳

ニワカゲームス2期メンバーとして加入したばかりの高浪君、少年の部で無事通過!予選では県内2位で、他に見知らぬライバルがいる模様…!?
他県にも競合となる相手がちらほらといるようなので、まだまだ気は抜けません。

実力は確かですが、若干16歳と伸びしろを十分に残しています。国体での現行レギュレーションが継続されれば2年後まで少年の部に入れるため、末恐ろしいプレイヤーといえるかも。

以上4名、九州ブロック代表決定戦に挑み国体選手を目指します!

九州ブロック代表決定戦は5月以降に開催予定

新型コロナウイルスの影響でイベント自体の継続も危ぶまれていますが、オンラインでの大会開催の可能性もあります。

ニワカゲームスでもラボ(練習用施設)を使っての練習を休止し、オンラインでの練習会に移行しています。私たちにできるのは、来る大会に備えて練習し力を蓄えること。
今後はオンラインでのイベント・大会が増えてくると考えられます。どうぞ応援よろしくお願いいたします!

名前

第6回ニワカゲームス杯レギュレーション発表

ニワカゲームスで月一行っているグランツーリスモSPORTのオンライン大会も6回目となりました。

4月29日(水)、「第6回ニワカゲームス杯」を開催します!

レースはYouTubeでライブ配信

開催日時
4月29日(水)
16:00~17:00
※いつもと曜日が違うのでご注意ください
※参加予約はできません

MC
古川拓己
中村雅彦

裏方
ニワカソフトeスポーツ事業部:太田寛
配信サポート:維口貴文

GMOペパボ「SUZURI」から賞品としてグッズ提供!

今回は、ニワカゲームスの公式オンライングッズストアとして利用している、GMOペパボ株式会社様の「SUZURI」より、正式に賞品をご提供いただけることになりました!

入賞者の方には、ストアからお好きなグッズを1点お選びいただけます。
前回までと同様に、「The 6th NIWAKAGAMES CUP」(第6回ニワカゲームス杯)のロゴと入賞者のIDを入れた超限定品です。

↓ニワカゲームスのグッズストアはこちら
https://suzuri.jp/niwakagames

昭和の名スポーツカー「2000GT」レース

名前

今回は「昭和の日」に開催ということにちなんで、トヨタの名車「2000GT ’67」でのワンメイク(同一車両)レースを行います。

数々の伝説をもつ国内初のスーパーカー

1967年(昭和42年)に発売されたトヨタ2000GT。「世界に通用するスポーツカー」としてレース出場を目標に、普段使いにもできるクルマとしても開発されました。

オートバイ開発のヤマハ発動機(楽器メーカーヤマハの分社)と組んだことでも有名で、ダッシュボードにはピアノ材も使われています。

1965年、わずか10か月という開発期間でプロトタイプを完成させてからは、当初の目標通り数々のレースや記録に挑戦。鈴鹿1000kmや富士24時間レース等での優勝、スピード・トライアルで世界記録を更新するなどの活躍を見せました。

また、映画「007は二度死ぬ」(1967年)でも採用され、当時の日本の技術力を世界にアピールすることにもなりました。

総生産台数は試作車を含めて337台(うち国内は218台)と非常に希少な2000GT。
当時の新車価格は238万円(現代の2000万円程度)だったものが、2013年のオークションでは約1億1800万円で落札されるなど、数々の伝説を持つスーパーカーです。

夢のスーパーカー、デジタルの世界では好きなだけ擬似体験ができてしまいます!

レースの舞台は鈴鹿サーキット

1962年(昭和37年)に建設され、数々の名勝負を生んだ鈴鹿サーキットでレースを行います。

当時の日本はまだ高速道路が無く、海外からの最先端技術を取り込んだ鈴鹿サーキットの舗装が参考にされたというエピソードも、いかにも昭和的ですね。

レギュレーション詳細

今回はセッティングありの大会です。最適なチューニングを探ってみてください!

▼基本設定
ルームモード:プラクティス/予選/レース
ルームの公開範囲:公開

▼ルームの設定
ルーム名:第6回ニワカゲームス杯
ルームのポリシー:楽しく走ろう
ルームオーナー固定:する
ルームへの最大参加人数:16
最低ドライバーレーティング:–
最低スポーツマンシップレーティング:S

▼コース設定
コース:鈴鹿サーキット
コースコンディションの選択:15:45 快晴
周回数:12

▼レースの設定
スタート方式:グリッドスタート
グリッドソート:タイムによるグリッド
ブースト:なし
スリップストリームの強さ:リアル
車両の破損表現:オン
メカニカルダメージ:強い(損傷時はピットで修理)
タイヤの摩耗:1倍
燃料の消耗:1倍
初期燃料量:デフォルト
雨・コース外でのグリップ低下:リアル
勝者決定後のレース継続時間:30秒
オーバーテイクシステム:デフォルト

▼予選の設定
制限時間:5分
制限時間後の猶予時間:30秒
予選中のタイヤの摩耗:レースと同じ設定
予選中の燃料の消耗:レースと同じ設定

▼レギュレーションの設定
カテゴリーで絞り込む:N200(2000GT ’67のみ
BoP:オン
上限タイヤ:スポーツ・ハード
下限タイヤ:スポーツ・ハード
リバリー制限:無制限
ゼッケン識別:無制限
セッティング:無制限
カートの使用:オフ

▼ペナルティの設定
レース中のゴースト化:なし
ショートカットペナルティ:弱い
壁接触ペナルティ:なし
サイドプレスペナルティ:なし
壁接触時の進行方向補正:なし
コースアウト時のクルマの置き直し:なし
フラッグルール:オン
周回遅れのゴースト化:オフ

▼ドライビングオプション制限
カウンターステアアシスト:無制限
スタビリティ・マネジメント:無制限
走行ライン アシスト:無制限
トラクション・コントロール:無制限
ABS:無制限
オートドライブ:使用禁止

ニワカゲームス第2期、試行錯誤のオンライン練習会

コロナ対策で練習会をオンライン化

4月から第2期の活動が始まったニワカゲームス。新型コロナウイルス対策として施設を使った練習を休止し、グランツーリスモSPORTのオンライン機能を使っての練習会に移行しました。

グランツーリスモでは複数人が同じルームに集まり、実車でいう走行会やレースのような形での交流が可能です。

いままで練習施設「ニワカラボ」にある筐体を使っていたため、メンバー同士でレースをすることはあまりありませんでした。筐体の数には限りがあり、どちらかというと各個人の課題や練習を優先していたためです。

休止前の練習会の様子

オンライン練習会の「見えない」難しさ

オンラインには、こちらからメンバー各自の様子が見えないという弊害もあります。ビデオ通話などで繋ぐことも可能ですが、判断は各自に任されるため強制力はありません。

意思疎通にはプレイステーションのパーティー機能でボイスチャットを使っています。しかし子ども達のアカウントにはフィルタリング機能などの設定で他プレイヤーとの交流に制限がついていたり、単に機材まわりのトラブルなど、環境を整えるにも一苦労します。

子ども達を個別に指導することも難しい。ラボでの練習会のように手元・足元をじっくり観察できるわけではなく、その場で直接的に操作を教えることができません。
視覚情報や手ぶりを抜きに、言葉だけで人を動かす難しさを痛感します。

ゲーム中でも表示物で他プレイヤーのアクセルやブレーキの加減は見れるものの、実際どんな操作をしているかは見ることができない

オンラインに縛られることで新しいメリットも

オンライン化には良い点もあります。グランツーリスモでは16人まで同時接続ができるので、筐体を取り合うことなくメンバー全員が同じルームに集まってのレースも可能となりました。

メンバー6人で鹿児島国体予選の練習レース!

いままでドライビングスクール(一人用の初心者向けモード)やチームのお題コースに挑戦するだけだった小学生メンバーも、ルームに入ることで必ず他車がいる状況で走らなければいけません。
慣れるまではぶつかったりコースアウトしたりで他のメンバーにも迷惑をかけるかもしれませんが、いずれはレースに挑んでもらうことになります。年長者たちと一緒に走ることで、人と一緒に走るということを自然と学ぶことができます。

レース慣れしていない峻司(しゅんじ)君、最初のコーナーで見事に失敗して他車を巻き込む大惨事…

古川君が新人の湧介(ゆうすけ)君を先導走行して指導するなど、新しい教え方も生まれました。制限されることで工夫する必要ができ、今までやってこなかった手法を取り込むことに繋がりました。

今後コロナが収束し、ラボでの練習会が再開しても、オンラインで学び取ったことを活かせる場面が出てくると思います。

イベントや大会などの中止が相次いで目標も薄れてきていますが、こういうときこそ怠けずに努力できる人が、より上に上がるのだと思います。ニワカゲームスも来る活躍の舞台に向けて、試行錯誤して頑張ります!

難を逃れた出島さん(右手前のベンツ)をイン側から追い抜く龍君(左奥のフェラーリ)
レース終盤、上昇してきた古川君の後ろからプレッシャーをかける龍君
スピード遅めのノーマルカーを使ったレースも
小学生の湧介君(右)も年長メンバー相手に果敢に挑みます
タイヤがパンクした(?)と言ってピットインする古川君(グランツーリスモにパンクは無い)
龍君がコースアウトで体勢を崩しているスキに追い越す出島さん
ハチロクにロードスター、ワーゲンバスなどが混在する完全にお遊びのレースも

おまけ

家庭で練習している新人の昇平君、オンラインではないのでレースには不参加
兄の宝生(ほうせい)君、ずっとハンドルコントローラーでのプレイだったのでまだ普通のパッドには慣れていないそう

ニワカゲームス第2期スタート!4名の新メンバー紹介

4月、2020年度が始まりました。ニワカゲームスeモータースポーツチームも第2期開始です!

第1期の継続メンバーに加え、新しい仲間たちをチームに迎えました。

新メンバー紹介

国体少年の部、九州代表候補!

高浪 翔(たかなみかける)
2003年12月1日生まれの16歳

高校生の高浪君は3兄弟の真ん中。レースゲームをはじめ、硬式テニスやギターといった趣味もあるそうです。
他の兄弟とはゲームの興味が合わず、グランツーリスモをプレイするのは翔君だけとのこと。チームに加入したことで、メンバーと切磋琢磨しさらに上を目指してほしいと思います!

実は昨年からチームとも交流がありました。
福岡では屈指のグランツーリスモプレイヤーとして知られ、鹿児島国体では少年の部(6歳~18歳未満)での九州ブロック代表を目指します!

昨年の茨城国体オフライン予選会場にて、チームメンバー以外のGTプレイヤーと共に記念撮影(左から2番目に高浪君の姿も)
ラボにも何度か遊びに来ていました

クルマ一筋小学生

深川 湧介(ふかがわゆうすけ)
2008年6月19日生まれの11歳

将来の夢はプロドライバーという湧介君、WEC(FIA世界耐久選手権)やルマン24時間で優勝するという大きな夢を持っています。

幼い頃からずっとクルマ好きで、同世代にはなかなか趣味の合う友達を見つけられないとのこと。似た境遇の龍君は進路的にもぴったり合致する先輩で、国体で活躍する姿に憧れて応募してきました。龍君から見てもすごく共感できるそうで、今後は師弟関係が見られるかも?

グランツーリスモは過去作からプレイしたことがあるものの、ハンドルコントローラーに触れるのは初。実車カートも少しずつ始めているそうで、「好き」を原動力にした成長に期待がかかります。

チームの大人たちとクルマの話をしていたのも湧介君、書籍もたくさん持っています

センスは兄譲り?宝生君の弟参戦

片多 昇平(かたたしょうへい)
2010年8月17日生まれの9歳

今年度から中学生になる宝生(ほうせい)君、その弟がチームに参加します!
寺本家は3兄弟で、昇平君はその真ん中。将来的な親戚への養子縁組で姓こそ違いますが、れっきとした兄弟です。

宝生君といえば家庭にPS4もなく、グランツーリスモは週1の練習会のみという環境にもかかわらず、大人顔負けのドライビングテクニックを身につけた実績があります。もちろん昇平君も環境的には同様なのですが、少し触らせてみると感覚で走りがわかっているように見受けられました。
お父さんもレースゲームが好きだそうで、血筋なのかもしれませんね。

「寺本兄弟」の活躍に期待!

手前は長男の宝生君、奥でチラリと写っているのが昇平君
寺本家の末っ子はまだ小学校にも行っていないわんぱく小僧、宝生君が手を焼いている…?

チーム初の女性ドライバー!

古賀 莉乃(こがりの)
2010年6月5日生まれの9歳

こちらは柊真(しゅうま)君の姉、莉乃ちゃんが参加します!
個人的にはニワカゲームスに女性プレイヤーの参加は無いだろうと思っていましたが、早くも崩れ去りました…(笑)

柊真君と一緒にラボにも何度か来てグランツーリスモをプレイしたことはあるものの、特段興味を示している風に見えなかったので、自ら参加したいと言ってきたのは予想外。

口数は少なく、いつも無表情かちょっと微笑んでいる程度しか感情を表しませんが、ドライビングスクール(初心者向けの課題モード)を淡々とこなしていくのは才能の片鱗かも?自らやる気をもって取り組める人は、やはり成長の度合いも違います。

弟の記録を塗り替えるのが楽しいようで、良い具合に姉弟で競争してもらいたいものです!

初めて挑戦する課題で失敗してしまい、隣の柊真君を見て照れ隠し

コロナ対策でラボの機材を放出!

個性豊かな新メンバーを加え、いざ2期スタート!という矢先、新型コロナウイルスの影響が福岡でも無視できないレベルに……残念ながらニワカラボを使っての練習会は無期限休止としました。

しかしグランツーリスモはオンラインでも皆でプレイできるということもあり、ラボにあるコントローラーやコックピット等、必要なメンバーに貸し出しを行いました。
また会う時まで、家庭でしっかり腕を磨いてもらいます!

PS4を持っていなかった宝生君たちに一式貸し出し、このまま腕を鈍らせるわけにはいきません!
中村さんも家庭からオンライン練習会に参加(奥様撮影)
峻司(しゅんじ)君の家にはコックピットまるごと貸し出し!
最高の練習環境をもって家庭からオンライン練習会に参加します(峻司君の手足)

2期メンバー一覧

荒木祐樹 一般
古川拓己 一般
龍翔太郎 専門
町谷斗紀旺 高校
寺本宝生 中1
関下伸一 小6
山田峻司 小2
古賀柊真 小2
中村雅彦 一般
小田英天 一般
出島大地 一般
高浪翔 高校
深川湧介 小6
片多昇平 小4
古賀莉乃 小4

小学生 6名
中学生 1名
高校生 2名
専門・大学生 1名
一般 5名
==========
計 15名

福岡で目標に向けて頑張る子ども達の成長をサポートします。どうぞ応援よろしくお願いいたします!

名前