エンタテ!区LEGENDS、JEGT2023は総合8位でトップリーグ残留

JEGT2023シリーズ最終戦

1月14日、国内最高峰の賞金付きeモータースポーツ大会「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series」シリーズ最終戦が開催されました。

舞台は昨シリーズに引き続き東京オートサロン(千葉・幕張メッセ)。超満員の観客を前に、シリーズ総合優勝を懸けたレースが行われました。

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND FINAL,東京オートサロン,幕張メッセ
満席で立ち見客も大勢
AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND FINAL,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,岩田和歩,瀬田凛,吉田航太朗,ステージ入場
カーナンバー127を表しています

eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS」(イーエムフクオカ・エンタテック・レジェンズ)のドライバーは岩田和歩(いわたかずほ)、瀬田凛(せたりん)、そして今期ドラフト加入した吉田航太朗(よしだこうたろう)が初出場です。

リーグ降格の危機

来シリーズにおける、トップリーグと下位リーグ(企業対抗戦)のチーム入れ替えが懸かった最終戦。エンタテ!区 LEGENDSのラウンド2までの総合順位は7位。2チームずつが入れ替え対象となるため、リーグ残留ぎりぎりの状態です。

総合ポイントは他チームの順位に拠るところも大きいため、針の穴を通すような可能性として総合優勝も無くはないのですが、ともかくリーグ残留を目指して少しでも上の順位を狙います。

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND FINAL,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,吉田航太朗,岩田和歩,瀬田凛,機材調整
入念に機材チェックと調整
AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND FINAL,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,ドライバー交代練習
タイムに関わるため、ドライバー交代の練習も必要

圧倒的不利の車両相性

エンタテ!区 LEGENDSが今期の車両として選んでいた「マクラーレン 650S GT3 ’15」は、もともとラウンド2の雨天スパ・フランコルシャンでの優勝を狙ってのチョイスでした。

しかし思惑外れ、雨が有利とされていたレースでほとんど降らず、表彰台どころか惨敗を喫してしまいます。

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND2
ラウンド2、コースアウトで一時最下位に転落する場面も

ラウンド2に焦点を当てていたため、最終戦のモンツァ・サーキットとの相性は度外視していました。チームのドライバー全員が無難に乗れるクルマという選択基準でもあり、突出した性能の無い弱みを持って戦うことになります。

スーパーラップ:岩田和歩

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND FINAL,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,岩田和歩,ドライバー紹介
グランツーリスモ世界大会経験者である岩田選手がスーパーラップを担当
AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND FINAL,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,岩田和歩,練習走行
ラリーゲームでも世界大会に出ている岩田和歩、ボンネット視点で走行
AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND FINAL,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,スーパーラップ
1分46秒761と伸び悩み
AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND FINAL,スーパーラップ結果
予選は8位

最終レース

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND FINAL,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,瀬田凛,ドライバー紹介
シリーズ最後のレースは瀬田選手がスターティングドライバー
AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND FINAL,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,瀬田凛,練習走行
実車レースにも参戦する等、精力的に活動している瀬田凛
AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND FINAL,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,決勝レース
2周目にして最後方に離される苦しい状況

序盤の荒れやすい展開を見込み、ロスを最小限にするためハードタイヤでスタートする作戦。その最短スティントを務める瀬田は6周目でピットイン、岩田選手と交代します。

エースドライバーである岩田が、最も長く使うことになるミディアムタイヤを担当。大きな動きは無く、最後尾のまま16周目に再びピットイン。最終スティントを務める吉田選手と交代し、ソフトタイヤで走行します。

慣れない機材のせいかコースアウトする場面もあり、終始最後尾を走る形となって結果は10位。暫定での総合順位は9位となりました。

後日発表でリーグ残留

しかし後日の審議結果により他チームへのペナルティ(タイム加算)が課され、ポイント合計が変わって順位変動。まさかの総合8位となり奇跡のリーグ残留となりました。

最終戦で全く太刀打ちできなかった苦々しさから反転、ひとまずは安堵の雰囲気に。

2023シリーズ振り返り

今回で5回目の出場となったJEGTグランプリ。なかなか思惑通りに運ばない展開となってしまいましたが、様々な課題も見えたシリーズとなりました。

来期はこの反省を活かし、チーム体制の見直しと強化を図ります。1年間、応援ありがとうございました!

チームの結果としては残念でしたが、大会の規模感や会場の雰囲気等を見ると、eモータースポーツが年々発展しているのがよくわかります。地元福岡でもこの熱気を味わっていただけるよう邁進してまいります。

eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,相田将希,瀬田凛,岩田和歩,吉田航太朗
現地ではデータエンジニア相田将希(あいだまさき)が荒木監督の代理を務めました

「ハナキン☆イーエムVol.53」にて、出場ドライバーによる最終戦の振り返り配信を行いました↓

エンタテ!区LEGENDS、JEGT2023第2戦は天候に嫌われ再び6位

JEGT2023ラウンド2

国内最高峰の賞金つきeモータースポーツ大会「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series」(オートバックス・ジェイイージーティー・グランプリ・2023シリーズ)ラウンド2が開催されました。

開幕戦では6位となった「eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS」(イーエムフクオカ・エンタテック・レジェンズ)、シリーズ入賞を目指すために一度は表彰台を取っておきたいところ。

天候変化のあるレース

2戦目の舞台はベルギーに実在するサーキット「スパ・フランコルシャン」。山あいに位置するため天気や気温が変わりやすく、独特な気候から「スパ・ウェザー」と称されています。

今回はその「スパ・ウェザー」を再現するようなレース設定となっており、「必ず雨が降る時間」と「降るかどうかわからない時間」が織り交ぜられています。
路面に雨水が溜まると当然レインタイヤでなければまともに走れなくなるため、雨雲レーダーを使って先々の天候変化を予測し、タイヤ交換の判断をすることになります。

グランツーリスモ7,マクラーレン 650S,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS
雨に強いマクラーレン650S

「eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS」のチーム車両「650S」は、雨が降ることによるデメリットを受けづらい利点があります。雨が降り続くほど有利と言え、国内トップクラスのドライバーが集うトップリーグにおいても表彰台を狙うことは十分可能です。

スーパーラップ:瀬田凛

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND2,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,瀬田凛

予選スーパーラップは瀬田凛(せたりん)が担当。一発勝負のタイムトライアル予選で、レーススタート時のグリッド順が決まります。

タイムは「2分15秒266」で5番手。練習時の平均値にかなり近いタイムが出ており、大きなミス無く安定感ある走りを見せつけました。

まずまずのポジションですが、ソフトタイヤでの走行は他の車種に比べると別段有利ではないため、妥当な順位と言えます。

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND2,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,スーパーラップ,スパ・フランコルシャン

ヒート1:佐久間輝

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND2,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,佐久間輝

第1レースは今期新加入した佐久間輝(さくまひかる)が担当。本人の強い希望もあり、ラウンド2での出走となりました。

スーパーラップの結果、5番手スタートとなったエンタテ!区LEGENDS。今レースでは必ず雨が降る設定のため、タイミングを見計らってピットインすることになります。

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND2,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,ヒート1,LAP2,スパ・フランコルシャン
2周目、シケインの進入で並ばれ2台に抜かれる事態に
AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND2,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,ヒート1,LAP3,スパ・フランコルシャン
3周目には7番手までポジションダウン
AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND2,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,ヒート1,LAP5,ピットイン
5周目、雨用タイヤに交換するが…

雨が降ってきてからはピットイン組とステイアウト組に分かれる状態に。半ば雨乞い状態のeM福岡は当然レインタイヤに交換します。

しかし予想以上に早く雨が上がり、濡れた路面をスリックタイヤで走ったほうがピットストップのタイムロスよりも速いという結果に。まさにスパ・ウェザーに翻弄される形となってしまい8位でフィニッシュ。

ヒート1 オンボード映像↓

ヒート2:堤口直斗

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND2,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,堤口直斗

第2レースは堤口直斗(つつみぐちなおと)が出走。8番手スタートというかなり苦しい状況、下位リーグへの降格を避けるためにも、ひとつでも順位を上げてゴールしたいところ。

激しい雨が降る中でのスタートとなったヒート2、降り続けるほどeM福岡にとっては有利ですが、2周目には早くも雨雲の切れ目が見えてきました。高速コーナーのブランシモンでコースアウトしてしまい、最下位まで転落してしまいます。

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND2,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,ヒート2,LAP2,スパ・フランコルシャン
可能な限り車速を残したいブランシモン、コースアウトするとグリップ低下によるスピードダウンは免れない

8周目、再び激しい雨が降り始め、6位までポジションアップ。最終的に5番手の真後ろまで迫るものの、やはり立ち上がり加速の弱さが仇となってそのままフィニッシュ。結果的には8位から6位に上がりましたが、いまいち噛み合いが良くない展開となった印象です。

「ハナキン☆イーエムVol.47」にて、堤口選手による振り返りを配信しました↓

最終戦、東京オートサロン

今シリーズは現在総合7位となっているeM福岡。次戦はいよいよ今シリーズの最終戦です。

2024年1月14日(日)、恒例となってきた東京オートサロンで開催!国内トップドライバーたちの走りをぜひ間近に御覧ください!

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2022 Series,ROUND FINAL,東京オートサロン2023
JEGT2022シリーズ最終戦会場となった東京オートサロンのイベントホール(準備中の様子)

エンタテ!区LEGENDS、JEGTグランプリ2023開幕戦は6位

JEGT2023開幕

国内最高峰の賞金つきeモータースポーツ大会「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series」(オートバックス・ジェイイージーティー・グランプリ・2023シリーズ)がついに開幕となりました!

今年も賞金総額は500万円!使用タイトルは全戦「グランツーリスモ7」(PlayStation5/PlayStation4)となり、前シリーズよりさらにレベルアップした大会になること間違いなし!

我々eモータースポーツ福岡は、今期もRKB毎日放送株式会社様とのメディアパートナーシップを継続、「eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS」(イーエムフクオカ・エンタテック・レジェンズ)として出場します。

最先端テクノロジーで進化し続けるエンターテインメントの世界をご紹介する「エンタテ!区 テレビが知らないe世界」は毎週水曜24:55から放送しております。夜更かしのお供に、または録画で御覧ください。(宣伝)

eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,チームロゴ
eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,マクラーレン 650S GT3 '15
チーム車両は「マクラーレン 650S GT3 ’15」

扱いやすさ・コーナリング性能・最高速度が利点の650S。加速には難があるので、コーナーでしっかり差をつける展開をしていきたいところ。

スーパーラップ:堤口直斗

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,堤口直斗
AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,スーパーラップ

予選スーパーラップは堤口直斗(つつみぐちなおと)が担当。レースのグリッド順が決まる重要なタイムアタックです。

結果は「1分58秒519」で5番手。走行後の堤口選手曰く、「50点の出来」とのこと。スピンを防止するためアクセルを遅らせてしまい、タイムに響いてしまったようです。

前半は全体ベストタイムが出ており一見良さそうに見えますが、650Sの特性上、本来はもっと良いタイムが出るところ。

スーパーラップは一発勝負であるがために、スピンやコースアウト、ペナルティなどの「即アウト」な状況を避ける必要があります。しかし安全な走りをしてしまうと良いタイムが出ないのがこの競技の難しいところです。

スーパーラップ オンボード映像↓

ヒート1:田代寛朋

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,田代寛朋
AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,田代寛朋

ヒート1(第1レース)は、今期新加入した田代寛朋(たしろひろとも)が担当。本来は吉田航太朗(よしだこうたろう)が出走する予定でしたが、大会数日前から高熱を発症し、やむなく休場となりました。

代走役となった田代選手、MR系の車種には乗り慣れていることもあってか、まずまずのペースでポジションをキープ。2周目の終盤、後方のNISSAN TRUST(35号車)がコースアウトする事態もあり、少し余裕のある展開に。

しかし3周目から徐々に前方集団より離され、5周目にはSPK TC CORSE(105号車)に追いつかれてポジションダウン。

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,ヒート1
5番手を争うデッドヒート

残る周回では後続を抑える場面もありながら6位でフィニッシュ。

結果的に順位を落とすことになったものの、代走者として、さらにトップリーグ初出走というプレッシャーの中、最後まで走り切った田代選手にとっては確かな手ごたえと良い経験になったようです。

ヒート1 オンボード映像↓

ヒート2:岩田和歩

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,岩田和歩

JEGT2023開幕戦、最終走者を務めるはチームのエース岩田和歩(いわたかずほ)。6番手スタートなので「全戦5位以上」というチーム目標を達成するには、少なくとも1ポジションアップしなければいけません。

ヒート2はタイヤの使用義務があり、ミディアム・ソフトの両方を使う必要があります。ソフトタイヤはグリップが高いため速く走れるものの、摩耗しやすいため長く使用することはできません。一方ミディアムは寿命こそ長いものの速度は出ないので、なるべくソフトタイヤを長く使いタイムを稼ぐことが重要です。

大多数のチームと同様、ミディアムタイヤでスタートしたエンタテ!区 LEGENDS、6周目でピットインすると5番手で復帰。後方を走るKOSHIDO(12号車)とのバトルを余儀なくされます。

9周目、第2コーナーでの飛び込みを許してしまい、6位へポジションダウン。650S持前のコーナリング性能とタイヤの摩耗差で追いつくことはできるものの、加速段階で離されなかなかオーバーテイクに繋がりません。

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,ヒート2
何度も目と鼻の先まで迫るが…

ファイナルラップ、最後の賭けとしてシケインの飛び込みを遂行するものの、狭い道幅で押し出される形となり、後続車にも追い抜かれ7位でフィニッシュ。審議の結果、後日の正式発表で6位となりました。

岩田選手曰く「3時間は語れる」という展開になったヒート2、総合優勝につながる獲得ポイントも大きいため、とくに白熱したレースでした。

ヒート2 オンボード映像↓

将来を見据えたシーズン

初戦から担当ドライバーの病欠という不測の事態に見舞われたものの、何とかダメージを最小限にできたように思います。

全戦5位以上という目標は初戦にして崩れ去ってしまいましたが、実は表沙汰にしていないチームの取り組みがあります。それはどちらかというと今期優勝するためというよりも、チームの体制づくりや強化・育成に重きを置いています。
秘伝のタレを作っているようなものなので口外しませんが、本ラウンドでも大いに学ぶところがあったので、いつか結果として返ってくると信じています。

ラウンド2は11月18日(土)開催!国内最高峰のバーチャルレース、引き続きお楽しみください。

JEGTグランプリ2023参戦!エンタテ!区LEGENDSドライバー発表

eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS

LEGENDS再始動

福岡の放送局であるRKB毎日放送株式会社とのメディアパートナーシップを経て結成となったeモータースポーツ・レーシングチーム「eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS」(読み:イーエムフクオカ・エンタテック・レジェンズ)、今年も国内最高峰のeモータースポーツ大会「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX」に参戦します!

マクラーレン650S

eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,マクラーレン650S GT3 '15
リバリーデザイン:出島大地

今シリーズの車両は「マクラーレン 650S GT3 ’15」を使用します。カラーリングは従来のイメージを踏襲しつつ、マシンの美しい曲線との調和を目指したシンプルなリバリーデザインを施しました。

名前

6名の継続ドライバー+新規ドライバー3名

(上段左~右)國分諒汰、荒木祐樹、岩田和歩、(下段左~右)鈴木彰馬、堤口直斗、瀬田凛

昨シリーズからは6名が契約継続となりました。

監督は引き続き荒木祐樹(あらきゆうき)がチームを牽引。グランツーリスモの世界大会経験者である國分諒汰(こくぶんりょうた)・岩田和歩(いわたかずほ)をエースと据え、eM福岡クラブキャプテンを務める堤口直斗(つつみぐちなおと)、ユーザーイベント「親父杯」運営としての顔も持つ鈴木彰馬(すずきしょうま)・瀬田凛(せたりん)、合計6名が今シリーズも継続です。

(左から)吉田航太朗、佐久間輝、田代寛朋

JEGTドラフト会議を経て、さらに3名のJEGT認定ドライバーをチームに迎えました。

佐久間輝(さくまひかる)

25歳。グランツーリスモ歴は約3年。

実績:
・「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2021 MIE」一般の部 福井県予選3位
・2021年「三条市下田でeスポーツ」G3 2位
・「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2022 TOCHIGI」一般の部 新潟県予選3位(1:18.427)
・「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2023 KAGOSHIMA」一般の部 新潟県予選1位、県代表内定(1:20.436)

趣味:ミニカー収集、旅先でのミニカー写真撮影

吉田航太朗(よしだこうたろう)

20歳。グランツーリスモ歴は10年。

eM福岡のクラブメンバーとしては2021年から在籍。堤口選手・田代選手と同時期に加入。本年のドラフト会議を経てレーシングチームへ編入。

実績:
・「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2021 MIE」少年の部 福岡県代表
・「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2022 TOCHIGI」一般の部 福岡県代表決定戦5位

趣味:APEX LEGENDS

田代寛朋(たしろひろとも)

26歳。グランツーリスモ歴は7年。

eM福岡のクラブメンバーとしては2021年から在籍。吉田選手と同じく、堤口選手とも同期。本年のドラフト会議を経てチームへ編入。

実績:
・「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI」一般の部 福岡県3位
・「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2020 KAGOSHIMA」一般の部 九州ブロック6位

趣味:カラオケ、アニメ鑑賞、野球観戦、動画投稿


以上9名、2023シリーズのチームとしてJEGTグランプリに挑戦します!

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series Supported by GRAN TURISMO
第1戦 10月9日(月・祝) ファンゲームスにてオンライン出場・観戦会実施予定
第2戦 11月18日(土) ファンゲームスにてオンライン出場・観戦会実施予定
第3戦 1月13日(土)または14日(日) 会場:東京オートサロン2024
レースの視聴はこちら

チーム・選手への応援メッセージ、スポンサー・ご協賛のご相談・ご提案等はお問い合わせページよりお寄せください。
いただいたメッセージは、毎週金曜日21時にYouTubeライブ配信中の「ハナキン☆イーエム」内にてご紹介させていただく場合がございます。

JEGTグランプリ2022、eM福岡 エンタテ!区 LEGENDSは総合7位

JEGT最終戦!

「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX」(JEGTグランプリ)2022シリーズ、最終戦であるラウンド3が東京オートサロン2023のイベントステージにて実施されました。

今年はウイルス対策としての規制も緩和され、会場では多くの来場者様に観戦していただきました。

開会前のイベントホール、閉会時には満席に近い賑わいとなりました

最終戦はGT7、不利な状況でのレース

JEGTグランプリにおけるチームの使用車両は、2022年8月のエントリー時点で決めなければいけませんでした。当時は最新作の「グランツーリスモ7」(以下GT7)が発売されて日が浅く、最終戦で使われるのが前作の「グランツーリスモSPORT」(以下GTS)となる可能性もありました。

エントリー時点で大会の使用コースも発表されており、コースとの相性を照らし合わせて車両を選ぶことはできました。しかしGTSとGT7ではゲームの挙動が異なり、同じ車種でも性能が違います。つまり、半年先にどちらのゲームが使われるのかを見越して車両選択する必要があります。

またドライバーによって使いやすい・使いにくいクルマがあるので、チーム内の誰もが難なく操れる車両であることも重要です。

eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,ビートルGr.3,グランツーリスモ7
eM福岡の使用車両はフォルクスワーゲンのビートルGr.3(グループスリー)、突出した性能は無いが乗りやすい

最終戦がGT7で行われると発表されたとき、チーム内では不安の声が上がりました。エントリー時点では優勝も狙えると思われていたビートルが、ゲームの度重なるアップデートでかなり弱体化していたのです。

事前のシミュレートにおいても、ストレートスピードが伸びず、スリップストリーム(前走車を風よけに使い、気圧の差でスピードアップする)を利用しても他の車種を追い抜けないと分かりました。

しかも最終戦の舞台はホームストレートが極端に長い「富士スピードウェイ」。第2戦まで総合7位でなんとか繋いできたチーム内では、どう考えても上位入賞は無理という、早くも敗戦ムードが漂いました。

しかし「レースはゴールするまで分からない」と言われるように、まずは自分達がベストを尽くすことこそ重要です。最初から諦めているのと、ライバルの隙を虎視眈々と狙い続けるのは、万一のチャンスを活かせるかどうかが決定的に変わってきます。

選手が普段使っているものと機材が違うので、時間ある限り練習走行で慣らします
荒木祐樹、國分諒汰、岩田和歩の3名、いずれもグランツーリスモ世界大会出場・入賞経験のある猛者

7番手スタート、8位フィニッシュ

第3戦のスターティンググリッドは、事前の予選スーパーラップ(1周のみのタイムトライアル)によって決められました。チームの大黒柱である荒木選手が担当、不利なマシンでありながら7位をマーク。

本戦第1走者は岩田選手。堅実な走りを見せるものの、前走車とは3秒以上の差がついた状態でピットイン。國分諒汰にドライバーチェンジします。

ピット作業でタイムロス

JEGTにおけるドライバーチェンジは、ゲーム内でピットインしてから実際にドライバーが交代します。交代と共にタイヤも交換しなければいけないので、次のドライバーが使用するタイヤを選択します。

あとで判明することですが、タイヤ選択のタイミングを正確に把握していなかったことにより、大幅にタイムロスをすることになりました。
ルール上「次のドライバーがタイヤを選択する」となっているのですが、チームの誰もが「シートに座ってから操作しなければならない」と勘違いしていました。(おそらく前シリーズまでのルール)

これによりトータル15秒ほどロスしていたのです。

混線でピット内騒然

ステージ上のドライバーとピットブースは、トランシーバーによりピットインの指示や状況の伝達等が可能です。話す時には胸元のボタンを押しておく必要があるので、基本的にドライバーが発言することはありません。

しかし國分選手の走行中、ピットの無線機が声を拾います。しかも何を言っているのか全く聞き取れない状態で、國分選手が何等かのトラブルに遭っているのかと騒然となりました。

結局解決できないままドライバーチェンジのタイミングとなり、最終走者の荒木選手が出走します。戻ってきた國分選手によると一切発言していないとのことで、他のチームラジオと混線していることが判明しました。(レース自体に支障は無く、ただピットが慌てただけですが)

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ピットブースからの視点(リハーサルの様子)

ファイナルラップの攻防空しく

交代時に同じタイヤを選択してしまうという壮絶なピット作業ミスにより、一時最後尾まで順位を落としていた「EVANGELION e-RACING with 広島マツダ」。終盤ではその真後ろに付く状態に。

しかし予期していたとおり、スリップストリームを使っても追い抜くことができず、サイド・バイ・サイドの激しい攻防を繰り広げます。ファイナルラップまでもつれ込みましたが、順位は変わらず8位でフィニッシュ。

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わずか0.07秒の差

総合7位

審議の結果、多数のチームにペナルティが入り、トータルタイムが加算される形に。eM福岡は7位となりました。シリーズの累計ポイントによる総合順位も7位となり、残念ながら賞金を獲得することはできませんでした。

レースの結果は振るいませんでしたが、会場にはチームを応援するサポーターの姿がありました。4年前、「ニワカゲームス」として全く無名な状態からスタートしたことを想えば、確実に進歩してきたと感じます。

ご支援・ご協力いただいた皆様に、感謝と御礼申し上げます。来シリーズ、再チャレンジしたいと思います。

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応援ありがとうございました!

エンタテ!区LEGENDS、JEGT第2戦は8位で総合7位に

JEGT第2戦

賞金総額500万円をかけた国内最高峰のeモータースポーツ大会「AUTOBACS JEGT GRANDPRIX 2022 Series」第2戦が開催されました。

競技タイトルは引き続き「グランツーリスモSPORT」、今回は大分県に実在する「オートポリス」が舞台となるレースに挑みます。

第1戦は5位(全10チーム)で終わった「eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS(イーエムフクオカ・エンタテック・レジェンズ)」。上位入賞するにはもう一歩上がっておきたいところ!

eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS

予選結果を引きずり8位に

eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,鈴木彰馬,堤口直斗,岩田和歩
ラウンド2に出場するドライバーは鈴木彰馬、堤口直斗、岩田和歩の3名

第1レースのスターティンググリッドを決める、一発勝負の予選スーパーラップは鈴木彰馬(すずきしょうま)選手が出走。
序盤は好調な走りだしを決めたものの、最終コーナーで危うくショートカットペナルティとなるようなミスをしてしまい、結果は8番手に。

8位スタートとなった第1ヒートは堤口直斗(つつみぐちなおと)選手が出走。序盤こそ前走車に並びかける展開を見せるものの、抜ききることができずそのままレース終了。順位は変わらず第2ヒートに託すこととなりました。

最終走者は岩田和歩(いわたかずほ)が担当。ダート覇者の力がこの土壇場でどこまで通用するのか…?

堅実に走りぬいた岩田選手、ひとつ順位を上げて7位でフィニッシュ。しかしピットイン時のホワイトラインカット・ペナルティを取られてしまい、結果は8位に。

トータルタイムに3秒加算のペナルティ
総合ポイントランキングでは7位に転落

最終戦はオートサロンで!

1月14日(土)に控える第3戦は「東京オートサロン2023」のステージイベントとして開催されます!

前シリーズの最終戦と同様、リアルタイムでのドライバー交代が見ものです。オフライン大会ならではの臨場感をぜひお楽しみください。
JEGT公式:【大会情報公開】JEGT 2022シリーズ ROUND.3(東京オートサロン大会)

これ以上のランクダウンはトップリーグ降格の恐れもあるeM福岡の運命は…?

eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,フォルクスワーゲン,ビートルGr.3,JEGT2022ラウンド3
新たにスポンサーロゴを追加して最終戦に挑みます

JEGTグランプリ2022開幕!エンタテ区LEGENDS、第1戦は5位

JEGT2022開幕

リアルとバーチャルの融合によって新たな魅力を引き出す、国内最高峰のeモータースポーツ大会「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX」2022シリーズがついに開幕!

使用タイトルはグランツーリスモの前作「グランツーリスモSPORT」。実車の世界でも活躍するレーシングチームや自動車関係企業チームと肩を並べ、賞金総額500万円の大会に挑みます。

当方も「eモータースポーツ福岡」として6月に独立してから本大会出場に向け多方面と調整を重ね、無事に出場権を得ることができました。
出場権に関してご協議いただいた運営元のNGM株式会社様、メディアパートナーのご提案をご快諾いただいたRKB毎日放送株式会社様、プロモーターとして数多ご協力いただいている株式会社delight様、クラブ独立時にいち早くご支援いただいたGMOペパボ株式会社様、活動拠点として場所を提供していただいているファンゲームス様、改めて御礼申し上げます。

eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS

ラウンド1

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX,2022シリーズ,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,瀬田凛,古屋公暉,堤口直斗

今回出場するのは瀬田凛(せたりん)、古屋公暉(ふるやこうき)、堤口直斗(つつみぐちなおと)の3名。

3名ともグランツーリスモの世界大会こそ出場経験は無いものの、様々な大会・イベントで優勝を飾る腕前の持ち主です。

個人的な話になりますが、かつてニワカゲームス時代にライブ配信イベントや練習施設へ遊びに来てくれていた彼らに代表選手として走ってもらうのは、思い起こせば感慨深いものがあります。

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX,2022シリーズ,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,フォルクスワーゲン ビートルGr.3
今大会で唯一のチョイスとなったフォルクスワーゲンのビートルGr.3、一見レーシングカーらしからぬフォルムが注目されました

実車では存在しないレーシングカー仕様のザ・ビートル、実車レースのグループGT3に合わせて調整されたグランツーリスモのオリジナル車両です。癖が無く扱いやすい代わりに突出した部分の無い車両ですが、シリーズ全体を通して勝つために選択。

ちなみにゼッケン番号は、RKB毎日放送「エンタテ!区」番組プロデューサー安増氏の誕生日(1月27日)が由来です。プレゼントやお祝いメッセージ承ります。

スーパーラップ:瀬田凛

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安定した走りがウリの瀬田選手

レースのスターティング・グリッドを決めるスーパーラップ(1周だけのタイムアタック)を担当するのは、安定感を持ち味とする瀬田凛。

JEGTでは実車レースと同等の厳しい審判が入り、ショートカット等にはタイム抹消といった重大なペナルティが与えられることもあります。タイム抹消となると続くレースで最後尾スタートとなり、非常に不利な状態で戦うことに。

そこでペナルティ回避を最優先とし、安定して走り切ることを重視。ぎりぎりまで攻め込むことができないため速いタイムが出ないマイナス面もありますが、上記のとおりタイム抹消は何より避けなければいけません。
1周だけの走行のため、プレッシャーに打ち勝つ精神力も必要です。

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX,2022シリーズ,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS
eM福岡(eMF_127)は5番手のタイムを記録
AUTOBACS JEGT GRAND PRIX,2022シリーズ,ラウンド1,スーパーラップ結果
審議の結果、ノータイムとなってしまったチームも

ヒート1:古屋公暉

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JEGT認定をAからSにランクアップさせてきた古屋選手

ヒート1(第1レース)は古屋公暉が担当。この1年で着実に力をつけ、JEGTが行う認定試験でAランクからSランクに昇格。その資格をもつのは日本で22名という実力の持ち主です。

瀬田選手から受け取ったバトン、次のレースのためにもポジションアップして終わりたいところ!

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4周目、スピンした前走車を回避してポジションアップ
AUTOBACS JEGT GRAND PRIX,2022シリーズ,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,ヒート1
そのまま4位でフィニッシュ

ヒート2:堤口直斗

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こう見えて負けん気の強い男、堤口選手
ファンゲームス,堤口直斗,eM福岡
クラブの活動拠点であるファンゲームスからレースに参加(なぜか変顔)

普段はeM福岡のクラブキャプテンを務める堤口直斗。JEGT第1戦ではトリを務めるチームの総大将的なポジションです。
2021年初頭に北海道から福岡へ移住してきた彼ですが、今年は国体eスポーツGT部門で福岡県代表も勝ち取りました。

JEGTはポイント制で競われ、各ヒートの順位によってポイントが割り振られます。最も多くポイントを獲得したチームが総合優勝となり、今シリーズのチャンピオンとなります。
ヒート2はヒート1より獲得ポイントが多く、レースの周回数も多いため重要度がより高いものとなっています。まわりのチームも主将クラスが出走するため、必然的にハイレベルな戦いに!

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3周目、後続車にぴったりと張り付かれてプレッシャーのかかる状況
AUTOBACS JEGT GRAND PRIX,2022シリーズ,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,ヒート2
高速コーナー”130R”を並走で抜けたためコースアウト気味に…
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続くシケインでオーバーテイクされてしまいます
AUTOBACS JEGT GRAND PRIX,2022シリーズ,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,ヒート2
そのまま5位でフィニッシュ

第1戦:総合5位

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX,2022シリーズ,ラウンド1,リザルト
eM福岡は12ポイントを獲得、ぎりぎり賞金獲得圏内に留まることができました

開幕戦は総合5位ということで、まずまずの結果で終わりました。上位とのポイント差は大きいですが、残り2戦で入賞の可能性は十分あります。

次回、JEGT第2戦は12月3日(土)に開催!
ファンゲームスにて観戦会も実施予定です。福岡にお住まいの皆様、お待ちしております。(詳細はeM福岡の各SNSにて発信)

おまけ

安増高志,堤口直斗,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS
「エンタテ!区」番組プロデューサー安増氏と堤口選手のツーショット
ファンゲームス,レース観戦会,eM福岡
レース当日はファンゲームスで観戦会も実施しました

RKBとパートナーシップ締結、「エンタテ!区 LEGENDS」誕生

RKB毎日放送ロゴ eモータースポーツ福岡ロゴ eM福岡ロゴ

RKB毎日放送とメディアパートナーシップ締結

eモータースポーツ福岡(以下、eM福岡)は、福岡の放送局であるRKB毎日放送株式会社(以下、RKB)とメディアパートナーシップを締結しました。

2019年のeM福岡結成時(当時名称:ニワカゲームス)から、AIやロボティクス、eスポーツを扱うバラエティ番組「エンタテ!区~テレビが知らないe世界~」(毎週水曜24時55分放送)において、福岡で活動するeスポーツ団体として度々番組内で取り上げていただきました。

当クラブは特にeモータースポーツの発展とエンターテインメントおよび文化としての普及・浸透を目指し、テレビというマスメディアの力をお借りして、より多くの方にその魅力をお伝えすべく、メディアパートナーシップとして協働する運びとなりました。

eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS

eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS

この度のメディアパートナーシップにより、当クラブのレーシングチームは番組コラボレーションとして「eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS」(読み:イーエムフクオカ・エンタテック・レジェンズ)と名付けました。

命名のきっかけは「エンタテック・レジェンズ」という語呂の良さから始まりましたが、6月から新体制で再始動したeM福岡のクラブ史において、さらに大きな転機としてまさに伝説(Legend)となりうるであろう事件です。
新監督の荒木祐樹が率いる当チーム、7名のドライバーをはじめとする代表選手達もきっと伝説となります。

9月11日(日)から開幕される国内最高峰のeモータースポーツ大会「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX」2022シリーズに参戦!白熱のレースと選手達の活躍にご期待ください。


RKBオンラインでのお知らせ記事はこちら

RKB毎日放送株式会社のプレスリリースはこちら

JEGTグランプリ2022シリーズ参戦&チームドライバー決定!

eモータースポーツ福岡 レーシングチーム

JEGT2022参戦!

ニワカゲームスのレーシングチームとして活動してきた「ニワカレーシング」ですが、「eM福岡」として体制変更したうえで「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX」2022シリーズにも引き続き参戦できることになりました!(紆余曲折ありましたが、それはまた別の機会に)

JEGTドラフト会議も終え、今期のドライバーが決定しました。全7名!ご紹介いたします。

新監督:荒木祐樹

名前

荒木祐樹(あらきゆうき)
福岡県在住
JEGT認定ドライバー:Sランク

2019年茨城国体(全国都道府県対抗eスポーツ選手権)では福岡県1位で本大会出場。2021年のグランツーリスモ世界大会第3戦では3位に入賞した実力の持ち主。またプレイヤー間ではニュルブルクリンク北コースといえばこの人という代名詞になっている。

JEGTグランプリの前シリーズではスポットドライバーとして助っ人扱いだったが、今シリーズから監督兼ドライバーとして本格参戦。特に今シリーズの新規加入ドライバー達は彼の人脈・人選がフル活用されており、「チーム荒木」と言っても過言ではないラインナップとなっている。

監督就任ということで、初めてJEGTの認定試験を受けてSランクを獲得。常にクールな佇まいだが、今期に懸ける想いは熱い。

ムードメーカー:堤口直斗

名前

堤口直斗(つつみぐちなおと)
北海道出身、福岡県在住
JEGT認定ドライバー:Aランク

前シリーズから引き続き参戦。今年度からeM福岡のクラブキャプテンを務め、クラブの練習会では子ども達の指導をすることも多い。

公式戦では目立った実績こそ無いものの、実力は確か。大会やイベントには精力的に参加し続けているので、レース強さを身につけることができれば結果は自ずとついてくるはず。

大学入試の数学模試では偏差値70という頭脳を持つが、カメラの存在を認識すると変顔・決めポーズを欠かさないひょうきんな一面も併せ持つ。チームのムードメーカーとして精神的支柱となるだろう。

Mr.ストイック:古屋公暉

名前

古屋公暉(ふるやこうき)
岐阜県在住
JEGT認定ドライバー:Sランク

前シリーズから引き続き参戦。堤口選手とはグランツーリスモのオンラインコミュニティ「チーム★くさーら」の一員として付き合いも長く、イベント共演時には完全な同タイムをたたき出すという阿吽の呼吸を見せつけた。堤口選手と同様、カメラには変顔・決めポーズを見せるサービス精神の持ち主。

異様なまでに己に厳しい性格で、レース前後にネガティブ発言をすることから同僚の顰蹙(ひんしゅく)を買うこともしばしば。しかし今年度はJEGT認定試験を再受験し、Sランクに昇格。マイナス思考も己への鞭として、間違いなくパワーアップしてきている。

ユウキ軍参謀:鈴木彰馬

名前

鈴木彰馬(すずきしょうま)
千葉県在住
JEGT認定ドライバー:Aランク

2020年鹿児島国体では千葉県1位。おそらくポスト荒木の象徴的人選となるであろうGTプレイヤー。荒木選手とはFPS系ゲーム等でも共にプレイを重ねる仲で、チーム内で唯一、彼に暴言を吐ける意見できる貴重な存在。どのような絡みが見られるか楽しみである。

モータースポーツの造詣も深く、グランツーリスモの人気ユーザーイベント「親父杯」で運営の一員を務める等、精力的に活動している。

世界チャンピオン:國分諒汰

名前

國分諒汰(こくぶんりょうた)
福島県在住

GTプレイヤーの間では説明不要であろう大人物。2019年の世界大会で、ネイションズカップにおける日本人初優勝を飾る等、数多の華々しい経歴を持つ。しかし当人は自身を速いと思っていないとか。恐ろしい話である。

オフライン大会としては2年ぶりの公式戦、オーストリア・ザルツブルクで開催された世界大会「ワールドシリーズ Showdown」にも出場。ネイションズカップ、マニュファクチャラーズカップとも3位という好成績を残した。

あまり表舞台に立つことを好まず、気を許す相手も少ない様子だが、荒木選手とは無二の親友と呼べる仲。二人のコンビネーションにも注目したい。

eラリースト:岩田和歩

名前

岩田和歩(いわたかずほ)
三重県在住
JEGT認定ドライバー:Sランク

2019年茨城国体では三重県代表として本戦出場、一般の部で7位。幼い頃からグランツーリスモシリーズをプレイしているが、ラリーゲームでも実力を発揮。「DiRT RALLY 2.0」の2020~2021年大会では世界3位に輝いた。

自身ではグランツーリスモよりラリーに向いていると認識しているようだが、JEGT認定試験ではSランクを獲得、大会に出れば上位に食い込む成績を残すあたり実力は折り紙付き。
國分選手と同様、オーストリアで開催された「ワールドシリーズ Showdown」に出場。マニュファクチャラーズカップでシボレー代表として7位という結果を残した。

実は過去のJEGTドラフトにおいて、荒木選手の推薦で常に候補として名前が挙がっていた人物。今回ついにチームが実現した。

ジェントルマン:瀬田凛

名前

瀬田凛(せたりん)
静岡県在住
JEGT認定ドライバー:Aランク

JEGTドラフト会議を経てチームに加入。社会人eスポーツ大会「B2eLEAGUE SEASON1 Round1」で優勝。解説の山中智瑛氏をして「安定感のある走り」と言わしめた。

紳士的な物腰と言葉遣いが印象的な人物。鈴木選手と共に「親父杯」の運営に協力、レースの解説役としてそのジェントリーな声を聴くことができる。プロのナレーター フラッシュ嶋田氏も絶賛した「良い声」の持ち主ということで、その道で活躍する機会もあるかもしれない。

瀬田選手に限らないが、社会人プレイヤーは練習時間を確保できるかどうかが最大の敵だろう。


以上、今回はドライバーのみのご紹介となりましたが、レーシングチームとしては他にマネージャーやエンジニア、デザイナーといった人員も揃えています。皆で一丸となり優勝目指して頑張ります!

選手への応援メッセージ、チームへのお問い合わせ、ご協賛についてはこちらから↓
https://www.e-motorsports-fukuoka.jp/contact/

JEGTグランプリ2021シリーズ、ニワカレーシング総合4位

JEGT2021グランドファイナル開催

ニワカレーシングが昨年から参戦している「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX」2021シリーズもいよいよ最終戦を迎えました!

昨年は新型コロナウイルスの影響ですべてオンライン開催となっていましたが、グランドファイナルのみオフラインでの開催が実現。「東京オートサロン2022」のステージイベントとして実施されました。

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ついに大舞台へ上がることになったニワカレーシング!

ドライバーチェンジ要素あり

今回は、1回のレースで3人のドライバーが交代で走るドライバーチェンジ制度が採用されています。リアルのモータースポーツと同様、ピットイン時にドライバーが入れ替わるということで、この手際の良さもタイムに影響します。

どのチームも、会場で初めて使用機材や交代までの手順を確認したこともあり、限られた時間でどれだけ飲み込むことができたかが試されます。

予選ラウンド1位のニワカ、まさかの最下位スタート

予選ラウンドの結果、総合ポイント1位でグランドファイナル進出となったニワカレーシング。しかし事前に行われていたグリッド決めのスーパーラップ予選で失敗、まさかの最後尾スタートとなってしまいました。

スーパーラップの様子は公開されていませんが、担当の井芹選手は練習走行時に全体1位のタイムを出していました。しかし走行順が一番最後で、長い待ち時間で感覚が抜けきってしまったとのこと。
1周だけのタイムですべてが決まるスーパーラップ予選の難しさ、最後の最後で噛み締めることになりました。

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スーパーラップではペナルティで最下位に
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最後尾の10番手スタートとなったニワカレーシング、まだ入賞のチャンスは残っています

ピットインで2台をパス、7位でフィニッシュ

グリップ力の違う2種類のタイヤを使用しなければならない今回のレース、ニワカレーシングはタイムを稼ぎづらいハードタイヤを最初の4周で使い、残りをミディアムで走り切る戦略です。

ハードでの4周を担当したのは堤口直斗選手、前走のD’stationレーシングと抜きつ抜かれつの展開をしつつも順位は変わらずでピットイン、次走者の古屋公暉選手に託します。
ここで他チームとピット作業のタイム差が発生し、8番手でコースに復帰できたニワカレーシング。今大会ならではの展開を味方につけることができました!

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ライブ配信でマシンは映っていなかったものの、画面上(左上)で順位の上昇が確認できます

ドライバーが無線機の音声を聞き取れず、ピットインするタイミングが1周遅れるというトラブルもありましたが、続く井芹颯真選手がさらに1台をパス、最終的には7位でフィニッシュという結果に。上位で終わることはできなかったものの、クリーンなレース展開でポジションアップできました。

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3ポジションアップ、7位でレース終了

総合4位、惜しくも賞金圏外に

他チームの順位次第では入賞の可能性もありましたが、さすがにそう都合の良い展開とはならず、ポイントの合計で総合4位という結果に終わりました。それでも全19チーム中の4位ということで、決して悪い順位ではなかったと思います。

もちろん、あれをこうしていれば……という反省点は数多くあるのですが、結果が変わることはありません。JEGTグランプリの2022シリーズがどうなるかはまだ分かりませんが、今大会での経験を活かしてチーム体制を作っていきます。

ニワカレーシングを応援・ご支援いただいた皆様、また大会運営に携わった皆様ありがとうございました!

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チームとして初のオフライン大会、大いに楽しむことができました
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龍君のエヴァンゲリオンeレーシングが優勝!