JEGT2024開幕戦、エンタテ!区LEGENDSはチーム力を見せ7位に

eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS

JEGT2024開幕!

国内最高峰の賞金つきeモータースポーツ大会「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2024 Series」(オートバックス・ジェイイージーティー・グランプリ・2024シリーズ)が開幕しました!

今期も競技タイトルは「グランツーリスモ7」(PlayStation5/PlayStation4)。賞金総額も引き続き500万円となっています。

下位リーグとして「チャレンジリーグ」が新設され、企業対抗戦と差別化が行われました。トップリーグの下位チームとチャレンジリーグの上位チームは、シリーズ終了後に入れ替えが行われる予定です。

前期ではぎりぎりトップリーグ残留となった「eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS」(イーエムフクオカ・エンタテック・レジェンズ)。今年は新監督として瀬田凛(せたりん)、副監督に堤口直斗(つつみぐちなおと)が就任する等、チーム体制の大幅な変更があったため、まずは基盤づくりの年として、チーム強化およびトップリーグの残留を目指します。

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チーム車両は「マツダ RX-VISION GT3 CONCEPT」

総合的にハイスペックな反面、扱いづらさの目立つRX-VISION(通称「マブイ」)。このマシンをどれだけ乗りこなせるかが勝敗の分かれ目になる…?

スーパーラップ:岩田和歩

岩田和歩,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS

事前予選として実施されたスーパーラップは岩田和歩(いわたかずほ)が担当。チームのエースが先陣を切ります。

開幕戦は世界屈指のテクニカルサーキット「鈴鹿サーキット」が舞台。1周だけのタイムアタックにより順位が決まるスーパーラップの難易度に拍車がかかります。

いくつかのミスのより、9番手という手痛い結果に。世界大会経験者であっても一筋縄にはいかない予選形式に、本戦でどうリカバリーしていくか?早速チーム力を試される出だしとなりました。

ハイパースプリント:田代寛朋

田代寛朋,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS

今シリーズから本競技として採用されたハイパースプリントは、ごく短い周回数で競うレースです。
ラウンド1は鈴鹿サーキットをわずか2周。ただでさえ抜きどころの少ないコースで、チャンスはかなり限られています。

担当ドライバーは前期から継続出場の田代寛朋(たしろひろとも)。「菩薩スマイル」と言われる表情を湛えSNS上で話題にあがる田代選手ですが、競技に挑む際は極めて真剣です。

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恰好のオーバーテイク(追い抜き)ポイントである第1コーナーでライバルに並びかけるものの、抜き去るには及ばず。「1コーナーで無理なら後は無い」という田代選手の言葉通り、そのまま順位変動無くチェッカーフラッグとなりました。

決勝レース:大原悠暉

大原悠暉,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS

JEGTグランプリ開幕戦、決勝レースは今期ドラフト会議を経て新加入した大原悠暉(おおはらゆうき)が担当。今ラウンドの総合ポイントを決める大一番に、早速の大抜擢です。

硬さの違う3種類のタイヤを使用しなければならない決勝レース、上位スタートのチームはグリップ力のあるソフトタイヤで逃げ切り、後方スタートチームはハードスタートで後半に追い上げるのがセオリーです。
スーパーラップの結果をもって9番手スタートとなるエンタテ!区 LEGENDS、あえて上位チームがとる戦略を採用。ミディアム→ソフト→ハードという順番でタイヤを交換していきます。

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常に独走を維持、理想的な展開に

タイヤの硬さによって周回できる回数に違いがあるため、ピットインするタイミングも変わってきます。周囲と違うタイヤ戦略をとることでタイミングをずらし、単走状態を作ることで余計なバトルを避け、安定したタイムを維持することが可能です。

当然ながら周囲も似た戦略を取っていれば水の泡ですが、この奇策ともいえる作戦が奏功し、最終的には6位でフィニッシュ。3ポジションアップの快挙!

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総合7位

スーパーラップ、ハイパースプリント、決勝レースの各ポイント合計により、ラウンド1の総合順位は7位となりました。

スーパーラップ時点での順位では絶望的かと思われましたが、逆境を利用した作戦立案、それを実行するためのチーム練習等、開幕戦にしてチームの総合力が試される内容になったかと思います。

今シリーズはさらに強い団結力を見せる「eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS」。チームの基盤づくりを目指し、残る2戦も進化し続けます!

ラウンド2配信はこちら

藤奈々樹、2024全国eスポ佐賀GT7福岡県代表に選抜!

GT7全国大会、県代表決定

SAGA2024 国スポ・全障スポ」(国体)の文化プログラムとして開催される「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」グランツーリスモ7部門の福岡県代表決定戦が行われました。

18歳以上を対象とした「一般の部」、18歳未満の「U18の部」それぞれ上位1名だけが県代表となる狭き門。当クラブからは、小学6年生の藤奈々樹(とうななき)君がU18福岡県代表の座を勝ち取りました。

藤奈々樹,eM福岡

昨年は惜しくも出場権を取り損ねた奈々樹君、2度目の挑戦にして早くも福岡県代表です!

昨年のクラブ加入時にはまだレース慣れしておらず、小学生らしい精神面の弱さも見受けられましたが、最近は様々な大会にも挑戦し、自分より速いドライバー達と戦い続けることで力をつけてきました。

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当クラブの練習会では、上級者に質問したりドライビングを直に見ることで学んでいます

12月上旬に予定されている本大会では、各エリア・県代表とのレースが待っています。ほとんどの代表選手は中高生で年齢的なギャップはありますが、そんなことは気にせず全力で臨んでほしいと思います。

クラブメンバー結果

高浪翔:一般の部 福岡県代表決定戦 3位
吉田航太朗:一般の部 福岡県代表決定戦 4位
堤口直斗:一般の部 福岡県代表決定戦 辞退
田代寛朋:一般の部 福岡県代表決定戦 辞退
龍翔太郎:一般の部 中国エリアチャンピオンシップ 3位(広島県2位)
藤奈々樹:U18の部 福岡県代表選出
深川湧介:U18の部 福岡県代表決定戦 4位
立石貴大:U18の部 佐賀県代表決定戦 3位

エンタテ!区LEGENDS、JEGT2024シリーズ新体制発表

eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS

eMF-LEGENDS、新体制発表

グランツーリスモ7による国内最高峰のeモータースポーツ大会「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX」。ぎりぎりでトップリーグに残留となったeM福岡のレーシングチーム「eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS」(イーエムフクオカ・エンタテック・レジェンズ)、2024年度の新体制を発表します。

2024年度チーム体制

瀬田凛,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS
新監督:瀬田凛

2022年、JEGTドラフト会議を経てチーム加入した瀬田凛(せたりん)。2023シリーズの最終戦にて強いリーダーシップを発揮し、今期のチーム監督に就任しました。

体制の大幅変更が行われたため、チームとしては地盤固めに徹する方針です。最終順位は5位以内、いずれかのラウンドで表彰台(3位以内)の獲得を目指します。

堤口直斗,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS
副監督:堤口直斗

普段はeM福岡のクラブキャプテンを務める堤口直斗(つつみぐちなおと)は、今期より副監督およびチームリーダーを兼任します。

田代寛朋,岩田和歩,佐久間輝
(左から)田代寛朋、岩田和歩、佐久間輝

田代寛朋(たしろひろとも)、岩田和歩(いわたかずほ)、佐久間輝(さくまひかる)の3名もドライバーとして継続します。

大原悠暉
新ドライバー:大原悠暉

今期のJEGTドラフト会議を経て加入したドライバー、大原悠暉(おおはらゆうき)。

2022年~2023年のJEGT企業対抗戦ではSTIチームから出場。「JMS2023 eモータースポーツ真剣勝負メーカー対抗戦」にスバル代表として出場した実績ある選手です。

マツダ RX-VISION

MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPT,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS
リバリーデザイン:出島大地

今シリーズは「MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPT」を使用します。

かつて「ル・マン24時間レース」参戦のために制作された伝説のレーシングカー「787B」のエンジンコンセプトをベースとし、最新のSKYACTIVテクノロジーによる「SKYACTIV-R 自然吸気4ローター・ロータリーエンジン」を搭載した、グランツーリスモのゲーム内だけで操縦できる夢のコンセプトカーです。

性能としては、申し分ない加速力とトップスピードおよびコーナリング性能を兼ね備え、弱点の少ない車両となっています。半面ドライバーへの要求が高く、特にコーナーの立ち上がりでの繊細なアクセルワークが求められます。

堤口選手曰く「気合で踏まないといけない車」で、乗り手に相当の技術力が必要なものの、使いこなせば強力な武器となるマシンと言えます。

カラーリングこそ従来までのイメージを引き継いでいますが、昨シリーズまでには無かった荒々しいリバリーデザインを施しました。存在感ある甲高いエンジン音に相応しく、遠く目を引く攻撃的な意匠です。

JEGT2024日程

第1戦 2024年11月9日(土)11:00~17:00(予定) オンライン開催
第2戦 2024年11月23日(土)11:00~17:00(予定) オンライン開催
最終戦 2025年1月12日(日)東京オートサロン会場(幕張メッセ)※時間は調整中

今シリーズも第1戦・第2戦はオンライン大会、最終戦は東京オートサロン内での現地開催が予定されています。YouTubeでのライブ配信もあるので、白熱のレースをぜひご覧ください!

主に福岡県内でのイベント会場にて、選手交流の機会もあります。最新情報はeM福岡の公式Xよりご確認ください。

eM福岡VS日産サティオ佐賀inアクロスモール春日

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第2回夏の交通安全イベント

アクロスモール春日にて、「第2回夏の交通安全イベント×eスポーツ体験会」を実施しました。

今回はステージイベントとして、「日産サティオ佐賀」チームとの「グランツーリスモ7」(PlayStation4/PlayStation5)によるレースおよび一般参加者向けのタイムトライアル体験会も開催。

eM福岡VS日産サティオ佐賀チーム戦

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(左上から)ゆきゅそ選手、バーニシ抹茶選手、解説役のマックスさん、堤口直斗選手(中央下)

今回のチーム戦は「ラリーチャレンジ」「GTカーチャレンジ」「フォーミュラチャレンジ」という3つの形式でレースを行いました。

砂地や雪道を走るラリー、「箱車」といわれるGTカー、レーシングカーの代名詞的な存在であるフォーミュラカーによるバラエティに富んだレースを会場ひとつで観戦できるのは、ゲームならではの利点と言えます。

「交通安全イベント」の一環ということで、普段の運転ではありえない速度域で走るレースを通じ、ひとつのミスで大きな事故につながる危険性やルールを守る大切さをPRしてきました。

■eM福岡チーム
堤口直斗
荒木祐樹(オンライン参加)
深川湧介(オンライン参加)

■日産サティオ佐賀チーム
ゆきゅそ
バーニシ抹茶
たんぽぽにほん(オンライン参加)
あずにゃん(オンライン参加)

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チーム戦を制した日産サティオ佐賀チームに賞状とeM福岡のTシャツを進呈
グランツーリスモ7,eモータースポーツ
親子でタイムトライアルに挑戦する姿も
アクロスモール春日,JAF,子ども免許証,堤口直斗
JAFブースで子ども免許証を作っている堤口選手
アクロスモール春日,交通安全ラジコンゲーム
バスを運転する交通安全ラジコンも大人気でした

エンタテ!区LEGENDS、JEGT2023は総合8位でトップリーグ残留

JEGT2023シリーズ最終戦

1月14日、国内最高峰の賞金付きeモータースポーツ大会「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series」シリーズ最終戦が開催されました。

舞台は昨シリーズに引き続き東京オートサロン(千葉・幕張メッセ)。超満員の観客を前に、シリーズ総合優勝を懸けたレースが行われました。

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND FINAL,東京オートサロン,幕張メッセ
満席で立ち見客も大勢
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カーナンバー127を表しています

eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS」(イーエムフクオカ・エンタテック・レジェンズ)のドライバーは岩田和歩(いわたかずほ)、瀬田凛(せたりん)、そして今期ドラフト加入した吉田航太朗(よしだこうたろう)が初出場です。

リーグ降格の危機

来シリーズにおける、トップリーグと下位リーグ(企業対抗戦)のチーム入れ替えが懸かった最終戦。エンタテ!区 LEGENDSのラウンド2までの総合順位は7位。2チームずつが入れ替え対象となるため、リーグ残留ぎりぎりの状態です。

総合ポイントは他チームの順位に拠るところも大きいため、針の穴を通すような可能性として総合優勝も無くはないのですが、ともかくリーグ残留を目指して少しでも上の順位を狙います。

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入念に機材チェックと調整
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タイムに関わるため、ドライバー交代の練習も必要

圧倒的不利の車両相性

エンタテ!区 LEGENDSが今期の車両として選んでいた「マクラーレン 650S GT3 ’15」は、もともとラウンド2の雨天スパ・フランコルシャンでの優勝を狙ってのチョイスでした。

しかし思惑外れ、雨が有利とされていたレースでほとんど降らず、表彰台どころか惨敗を喫してしまいます。

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND2
ラウンド2、コースアウトで一時最下位に転落する場面も

ラウンド2に焦点を当てていたため、最終戦のモンツァ・サーキットとの相性は度外視していました。チームのドライバー全員が無難に乗れるクルマという選択基準でもあり、突出した性能の無い弱みを持って戦うことになります。

スーパーラップ:岩田和歩

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グランツーリスモ世界大会経験者である岩田選手がスーパーラップを担当
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ラリーゲームでも世界大会に出ている岩田和歩、ボンネット視点で走行
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1分46秒761と伸び悩み
AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND FINAL,スーパーラップ結果
予選は8位

最終レース

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シリーズ最後のレースは瀬田選手がスターティングドライバー
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実車レースにも参戦する等、精力的に活動している瀬田凛
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2周目にして最後方に離される苦しい状況

序盤の荒れやすい展開を見込み、ロスを最小限にするためハードタイヤでスタートする作戦。その最短スティントを務める瀬田は6周目でピットイン、岩田選手と交代します。

エースドライバーである岩田が、最も長く使うことになるミディアムタイヤを担当。大きな動きは無く、最後尾のまま16周目に再びピットイン。最終スティントを務める吉田選手と交代し、ソフトタイヤで走行します。

慣れない機材のせいかコースアウトする場面もあり、終始最後尾を走る形となって結果は10位。暫定での総合順位は9位となりました。

後日発表でリーグ残留

しかし後日の審議結果により他チームへのペナルティ(タイム加算)が課され、ポイント合計が変わって順位変動。まさかの総合8位となり奇跡のリーグ残留となりました。

最終戦で全く太刀打ちできなかった苦々しさから反転、ひとまずは安堵の雰囲気に。

2023シリーズ振り返り

今回で5回目の出場となったJEGTグランプリ。なかなか思惑通りに運ばない展開となってしまいましたが、様々な課題も見えたシリーズとなりました。

来期はこの反省を活かし、チーム体制の見直しと強化を図ります。1年間、応援ありがとうございました!

チームの結果としては残念でしたが、大会の規模感や会場の雰囲気等を見ると、eモータースポーツが年々発展しているのがよくわかります。地元福岡でもこの熱気を味わっていただけるよう邁進してまいります。

eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,相田将希,瀬田凛,岩田和歩,吉田航太朗
現地ではデータエンジニア相田将希(あいだまさき)が荒木監督の代理を務めました

「ハナキン☆イーエムVol.53」にて、出場ドライバーによる最終戦の振り返り配信を行いました↓

”ニュルの神様”荒木祐樹、ホンダレーシングeMS2023総合4位

荒木祐樹、ホンダGT7大会出場

2023年12月10日、ホンダ・レーシング(HRC)によるグランツーリスモ7大会「Honda Racing eMS GT Grand Final 2023」が開催されました。

参加者20万人を超えるオンライン予選を1位通過し、18歳以上対象の「Challenge(チャレンジ)クラス」本大会に出場した荒木祐樹(あらきゆうき)のインタビューをお届けします。

荒木祐樹,DW-yuhki02,Honda Racing eMS GT Grand Final 2023

機材に苦戦したオフライン大会

■久々のオフライン大会ということで、全体的な感想
荒木:レース1は1位だったから良かった。レース2は練習時間が無かった。DDPROに触れる時間が少なかった。

■会場の雰囲気やいつもと違う機材について感想
荒木:機材のペダルを動かせることを知らなくて、(踏み込むのに)遠かった。下を見ていたのはそういうことです。

あとDDPROはフィードバックが弱かった。いつも使っているT-GTと比べて、曲げてるときのガタガタいう振動がこなくて、曲がってるのか曲がってないのかわからなかった。90度まで曲げたらやっと反応が来る感じです。気になったのはそこだけ。

ヘッドホンしてたから盛り上がってたかどうかわからなかった。人は結構いたから盛り上がってたんじゃないかな?
実況席の方も何言ってたかわからないし、聞き取れなかった。自分はハンコンとの闘いだったから、聞いてなかった。U17は盛り上がってたからよかったと思う。

Honda Racing eMS GT Grand Final 2023,会場
ホンダ・レーシングeMSグランドファイナル会場の様子

オンラインの仲間と現地交流

■オンラインでの10年来の友人と初めて会ったということで、その心境
荒木:兄弟みたいなもんです。付き合いが長いから、意見がよく合うんですよね。違和感も無く、想像通りだった。

■似た者同士という感じ?
荒木:イゴール(大村・フラガ選手)や諒汰(國分選手)とはちょっと違う感じですね。

■今回も「しらす組」と行動していたようだが、そもそも「しらす組」とは?
荒木:コミュニティではないし、飲み会の仲間みたいな感じですかね?チームでもなんでもないし。ただ俺らが悪ふざけでそういう名前にしただけで(笑)共感する仲間ではありますね。

■名前の由来は?
荒木:「ko sirrus(ケーオー・シラス)」っていう人をもじっただけで、普段穏やかな人なんですけど、怒ってたときの様子が怖かったんで、頭(かしら)と呼ばれ始めた。それが何だったのか(なぜ怒っていたのか)覚えてないですけど。

■集まってどういうことをしている?
荒木:ニュル(ニュルブルクリンク)走るだけですね。あとは他のゲームしたり。最近は公式戦とかは全くやらないです。SPORTのころはたまにやってましたけど。ゲームのパーティを開いてたら、自然と集まってくる感じですね。

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「しらす組」で集い現地交流

ニュル市販車タイムトライアルが理由で参加

■最近はGT7の大会に出る場面が少ないが、今回参戦した理由
荒木:國分君から「ホンダのイベントあるよ」って言われて、自分は興味ないって言ったんですけど、「予選ニュルだよ」って言うから参加しました。

■市販車だったから参加した?
荒木:そうですね。さすがにフォーミュラとか言われたらいやですけど。

■フォーミュラ等のレーシングカーを好まない理由は?
荒木:目がついていかない。レーシングブレーキ踏んだ時にアンダー出るのが体に合わない。

■タイムトライアルで1位をとった感想
荒木:1位をとったからどうってのは無いですけど、イゴールに勝ってよかったかな。お互いの対抗意識みたいな感じですかね。

■他の人が1位だったら?
荒木:どうでしょうね?あのシビックに関してはいけるって自信があったんで。

■(ニュル同好会としての側面もある)しらす組の反応は?
荒木:いや別に。トップ4はオンラインで集まりましたけど、他の人は1周回ってゴールド取れれば(ゲーム内通貨が獲得できれば)いいやぐらいの感じだったんで。

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肩を落とすイゴール選手と荒木祐樹、親友でありライバルでもある
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20万人の最速を証明するトロフィー

手の内をよく知る同士のレース

■レース参加者にはよく知る顔ぶれが集まったと思うが、その心境
荒木:まわりの人もトップ5くらいから争ってたんで、いいレースできたかなって感じですかね。

■レースとしてやりやすい?
荒木:まあ、やりやすいっちゃやりやすいですけど、お互いの手が見えてるってのがありますからね。

■手の内が知られていて駆け引きしづらい、戦略を立てづらいといったことは?
荒木:全然ないです。(裏をかいたりとか)それを考えてるのはイゴールくらいじゃないですかね。少なくとも俺はそういうのは無いです。

■イゴール選手や國分選手のような、仲の良い強豪プレイヤーと走る心境
荒木:正直に言うと、日本でやる大会だと緊張というか、なんだろうな、様子見はしないですね。ワールドシリーズのときはやりづらかったですね。(馴染みのない海外の選手と走るため)

第1レース1位フィニッシュ

■第1レースは1位となったが、その感想
荒木:ペースが遅くてごめんねという感じですね。ベストの0.6くらい遅かったです。

■鈴鹿とシビックの組み合わせはどうだった?
荒木:全然悪くない、自分的には嫌な組み合わせではなかったですね。良かったと思います。

■イゴール選手が常に2番手に迫っていたが、どういう心境だったか
荒木:うまいなーとしか思ってませんでしたね。それより3番手があんなに果敢に来るとは思ってませんでした。オフラインになったら急に来るから、ええーとなって。練習ではそんな感じじゃなかったんですけどね。

■意識的にブロックしていた?それとも相手が攻めてこなかった?
荒木:いやそれは無かったです。単純に自分のペースが悪かったのと、そういう展開になったからですね。あれはそういうレースだったんで。

■トップ5台ほど固まっていたが、どのあたりまで意識していた?
荒木:正直にいうと2~3番手までしか見てなかったです。何回も言いますけど、ハンコンに必死だったんで。

荒木祐樹,Honda Racing eMS GT Grand Final 2023,第1レース,優勝

機材セッティングと縁石に泣かされた第2レース

■第2レース予選が8番手タイムになったのは?
荒木:ペダルが届かないのと、肘がおなかに当たってカウンターが当てれなかったんですよ。自分で見ても一番遅いタイムでした。

■レッドブルリンクとNSXの組み合わせはどうだった?
荒木:正直嫌でしたね。1コーナー縁石めっちゃ跳ね返されるんですよ。あそこのペナルティがわかりづらい。

■何度かペナルティを受けていたのはその影響?
荒木:そこですね。

■表彰台は意識していた?
荒木:いや全然。

■目の前のレースに集中してた感じ?
荒木:はい。

今後の参戦は気分次第

■レーシングチーム監督としてドライバーからは一歩引いた感はあるが、興味のある大会があれば個人的に出場し続ける可能性はある?
荒木:今のところは。あとは自分の気分次第。

■今後の課題
荒木:レーシングカーに慣れる。Gr.4とかGr.3。今まで走れてたのがなんで走れないんだろうってのがあるので。ブレーキで頭入らないのが本当に嫌で、それはどうしようもないんですよ。

■今後大会やスポーツモードに挑戦する人に向けて
荒木:出るなら練習したほうがいいのと、言動には気を付けましょうというくらいですかね。言動が良くないと良く見られないじゃないじゃないですか。
ただ走ってるだけじゃダメなんで、一人で走るんじゃなくて、大会出ない人も誘って走るのがいいんじゃないかなと思いますね。


今大会の実況役であるピエール北川氏からも「ニュルの神様」と言われる腕前を持ち、方々から「ニュルマイスター」と称される荒木祐樹。
自身では第一線を引き、今後の参戦は大会内容や気分次第という、得意不得意がはっきりしている彼らしい発想ですが、いずれまた、ここぞという場で活躍する姿を楽しみに待ちたいと思います。

BRIDGESTONE GT U12:小5藤奈々樹、初オフ大会で6位

藤奈々樹、初オフライン大会出場

11月5日、17歳以下を対象としたグランツーリスモ7によるeモータースポーツ大会「BRIDGESTONE GTタイムトライアル U17 by TOYOTA GAZOO Racing」がTOKYO MOBILITY SHOW 2023にて開催されました。

今年からeM福岡クラブメンバーとして加入した小学5年生の藤奈々樹(とうななき)君、上記大会のオンライン予選を7位で通過し、初めてのオフライン大会(会場を使っての大会)に出場。全国6位という結果になりました。

ひたむきな練習姿勢と技術の高さから、クラブの年長組からも将来有望と言われている奈々樹君。今年はグランツーリスモの大会がかなり増えてきたこともあり、早くも舞台に上がるチャンスを獲得。
今回は初めての本戦出場について、また藤家でのeモータースポーツの取り組み方等も交えて親子インタビューを実施しました。

藤奈々樹,藤直樹
奈々樹君と直樹さん親子

部活動として本気の挑戦

■グランツーリスモはいつからプレイしている?
奈々樹君(以下、「奈」):2022年の春先、(前作)グランツーリスモSPORTから。

■グランツーリスモを始めたきっかけは?
直樹さん(以下、「直」):知り合いの自動車整備屋さんにeモータースポーツのレーシング筐体が置いてあり、お店に行く度「アセットコルサ(Assetto Corsa)」をプレイしていました。整備屋さんから、プレゼントとしてPS4とグランツーリスモSPORTをいただいたのがきっかけです。

■ハンドルコントローラーはいつから使っている?
奈:整備屋さんに遊びに行くたび触っていた。1年くらい通った。
直:AONE(エーワン)サーキットで小1からレンタルカートで走っていました。180分で100周以上走ったりしてました。レーシングカートの誘いもありましたが、新型コロナウイルスの影響で活動できなくなってしまいました。1年生の3学期で学校も閉鎖になりました。

「グランツーリスモ7」のAIでは奈々樹の相手にならず、本人がやりたいと言い出してオンラインレースを始めました。ほぼ毎レースでファステスト(最速タイム)とって20連勝くらいしてました。
もっと上手な人のアドバイスがほしい、eスポーツの活動をしたいと思って探していたところ、eM福岡を見つけました。部活動や習い事の一環と考えています。

親子でハマったモータースポーツ観戦

■ドライビングについては勉強している?
奈:YouTubeで他のプレイヤーの配信を観た。たくあん(佐々木拓眞)さん、TomoGamesさんをとくに参考にしていた。

直:私がもともとモータースポーツが好きなので、F1、スーパーGT、WRC等、2輪も含めモータースポーツほぼ全部親子で観ていました。専門用語やレース戦略、駆け引き等も実車レースを観て、自然と身につけてきたようです。それこそオートポリスにもレース観戦に行ったり。ドライバー目線の映像等も参考にしていました。「ほらゲームと一緒だよ」と言って。

■モータースポーツに興味を持つようになったきっかけは?
奈:よく覚えてない。
(笑)
直:小さいときから一緒にレース観戦していて、本人も興味があったようです。
奈:覚えてるのは、2019年スーパーGTの富士(スピードウェイ)。
直:私がレースを観たいものだから、やっと首が座るようになった奈々樹を抱っこして一緒に観ていました。レースを解説しながら一緒に観続けていたら、興味を持ってくれたようです。もろに父親の影響です。

11歳、初めての東京

■東京は初めて?
直:奈々樹は初めてです。
奈:福岡に比べて人も多いし、電車乗ってるときとか、建物も同じようなものが続くので酔った。
直:普段あまり電車移動しないんですけど、人が多すぎて、人酔いがあったと思います。高層ビルにも囲まれて。

■現地でのトラブルや困ったことは?
直:電車が複雑でした。スマホとかでも調べて、駅員にも聞いたんですけど、ちょっと違うルートだったみたいで。行きかえりとかは、特にトラブルは無かったです。奈々樹は飛行機初めてですね。
奈:飛行機上がるとき(離陸の時)酔った。車とかと違って地面が無いから、感覚的に自分が落ちていくかと思った。
直:でも良いことあったでしょ?
奈:キットカットもらった。
直:ああ、機内サービスの。富士山観れたでしょ?
奈:富士山の雪景色、雲が下に見えた。

■観光はできた?
直:東京スカイツリーを見に行きました。観光できる一番高いところ。
奈:すごく高くて車とかいつも大きく見ているものがちっちゃいやんと思った。足元がガラスで見えるところは少し怖かった。

直:RAC(レーシングギアショップ)にも行きました。たまたま自分が1000人目のフォロワーになって、プレゼントをもらった店です。そこにもシミュレーターがあって、30分くらい遊ばせてもらいました。プロドライバーも来店するのでハンドルがかなり重く設定されていました。
奈:ペダルも重くて最初はやりづらかったけど、慣れたら走りやすくなった。

東京スカイツリー,藤奈々樹
東京スカイツリーで観光
RAS,レーシングシミュレーター,藤奈々樹
プロ仕様のシミュレーターも体験

初大会、トラブルに見舞われながらも走り切る

■初のオフライン大会、参加してみてどうだった?
奈:レース始まる前までは緊張してたけど、始まったらやってやるぞとなった。

■本戦出場が決まってからどのくらい練習した?
直:平均すると1日1時間くらいかな、という感じですね。

■オンラインのライバルたちと直に会ってどうだった?
奈:最初は緊張しましたけど、話してたら普通の友達みたいになった。久留米の牟田選手とは一番仲良くなった。
直:前日の予選では奈々樹よりも下の順位だったんですけども、「明日(決勝)は追い上げるぞ」と話しているのを見ました。

■とくに印象的だったプレイヤーは?
奈:うまいなと思ったのは2位になった兼田選手。自分と戦略が一緒で、レースペースがトップと同じくらいで速かった。

東京ビッグサイト
会場となった東京ビッグサイト
BRIDGESTONE GTタイムトライアル U17 by TOYOTA GAZOO Racing,ステージ,会場
緊張感漂うステージ、大きな一歩

■会場では緊張した?
直:100人以上の観客がいて、決勝では立ち見も含めて200人くらいいました。
奈:見られてると意識して緊張してしまったけど、始まったら平気だった。ヘッドセットが小さくてちょっと苦戦した。

■大会中でうまくいったこと
奈:予選レースの最終ラップ。ストレートで頑張ってウェービングしたけど、ダメでした。3回ウェービングしたけど。
直:でも抜き返したでしょ?だから良かったじゃん。1周目にピット入って、タイヤは奈々樹の方がきつかった。
奈:あとファイナルラップでのオーバーテイク。大きなミスなく走り通せたこと。

■クラブ活動で教わったことは役に立った?
奈:予選のアンダーカット戦略。堤口さん、田代さんと相談して、1周目何が起きてもピットインすると決めていた。
直:先にピットに入るとかなり後ろで走ることになるから、目先のタイムを見て(遅れているように見えるので)絶望したと言っていました。でも後から皆ピット入って絶対追いつくから、焦らず冷静に走ってねと何度も言い聞かせてました。

■うまくいかなかったこと
奈:スプリント(予選)レース8周目の巻き込まれたやつ。
直:スリーワイドで、あれは完全にもらい事故やもんね。
奈:あと決勝レースでハンコンの接続が切れてアクセルとか効かなくなった。係の人に対応してもらって接続が戻って、(オートドライブでコーナリングし)1コーナーの立ち上がりで自分でドライビングできるようになった。(10数秒ロス)

■今後の課題
奈:レースペースと他車とのバトルが課題。

■目標にしているプレイヤー、憧れの選手はいる?
奈:目標にしてるのは堤口さん、たくあんさん、宮園さん、フラガさん。
直:普段クラブで接している堤口さんや、(他のクラブメンバー含め)全員に対してだと思うんですけど、身近にいる良い先輩だから余計目標にしやすくて、追い越したいと思っているようです。
奈:あとはトヨタの平川選手、ロニー・クインタレッリ、角田選手。一番好きなのはF1のフェルスタッペン。

佐々木拓眞,たくあん,藤奈々樹
憧れの佐々木拓眞(たくあん)選手とツーショット
藤奈々樹,山中智瑛,やまどぅー
今回は実況役だった山中智瑛(ともあき)選手とも記念撮影

親子一体で挑むeモータースポーツ

■奈々樹君は家庭ではどんな感じ?
直:オンオフがはっきりしている感じですかね。グランツーリスモやるぞっていう日はやるし、やらない日は全くやらないというときもあるから。

外では比較的おとなしい部類じゃないかなという気がします。宿題とか、ルールはきっちり守ったりしてるから、そこは良いのかなと思いますね。自然と(親として)守らせようという感じは出ていると思うんですけど、学校では目が届いてないけど、先生からはそういう風に聞いています。
周りの子をよく見たり、手助け等をしているってよく言われますね。落ちているごみを拾ったり、そういう自然な気遣いはできてますよと言われたりしますね。

■得意教科や苦手教科は?
奈:好きなのは算数と理科。実験が楽しい。
直:きっちり答えが出るからだというのもあると思いますね。1000分の1秒のタイムとか、グランツーリスモに通じるものがあるのかも。体操の採点みたいな、他の人の評価とか関係なく、それ以外答えが無いというのが好きなんだと思います。
奈:国語は苦手、単純に嫌い。文章を読むのが好きじゃない。漢字は得意。英語は書くのは(ペーパーテスト)できるけど、話すのは苦手。

■勉強とゲームは両立できている?
奈:できてると思います。
直:宿題や提出物があるときは必ずやるってことで、絶対やらなきゃいけないことはやっているという感じですかね。長期休みだと最初少しだけやって、最後に慌てて一気に終わらせてます。
勉強に関しては、トップでなくとも一般常識は身につけられる程度でやってもらえればと思っています。文武両道というか、それが家庭としての方針です。

■ゲームをやる時間とかは決めてある?
奈:一時はあった。
直:グランツーリスモ7に関しては決めてないです。他のゲームとかYouTubeとかは決めてますけど。グランツーリスモは大会とか目標にしてるからいいよという風にしています。遊びじゃなくて練習として、休憩とかしつつ。

他のゲームや動画を観たりの時間は、30分程度と決めています。グランツーリスモだけはゲームで遊んでいるという捉え方はしていません。本人も上手になりたいと言っているので、部活動と同じ感覚で、大会を目指したり上手になるための練習ということで制限は設けていません。

■親子で競うことはある?
直:家庭には1台しかないからレースはできないんですけど、ときどきタイムトライアルで競ったりしてます。奈々樹がどういうことをやっているか、ちょっとでも気持ちを理解するためにも、レベルは違うけどプレイしています。

事故やミスがあっても諦めずやるという手本を見せているつもりです。事故に遭ったりコースアウトをしてしまって私でも文句を言う場面があるんですけど、それでも諦めずにコース復帰したりして、こうやって最後まで走るんだよと言ったりして。諦めなかったら相手もミスをしたりすることがあるから、追い越して最後に勝てたりするんです。

そういうものを見てたから、予選レースでの事故も諦めずに走ったんだと思います。ミスを最小限にする大事さ、折れない気持ち、大会を通じて奈々樹にもそういったものが身についたように思います。

BRIDGESTONE GTタイムトライアル U17 by TOYOTA GAZOO Racing,記念Tシャツ,記念キャップ
記念品のシャツとキャップ、貴重な戦利品

■グランツーリスモ以外に何か一緒に取り組んでいることは?
直:ゲームは無いですね。自転車に乗って出かけるとか。
奈:何か一瞬思い出したけど忘れてしまった。前だったらレンタルカートとか。
直:レース行ったりは多いですね。

■実車レースの観戦はどのくらいの頻度で行く?
奈:1年に何回か。
直:オートポリスで大きいレースがあるときは比較的見に行きますね。他のサーキットにはなかなか行けてないです。
奈:一番遠いところで岡山。

■将来の夢や目標は?
奈:やっぱレーサーになること。eモータースポーツの世界チャンピオン。ゲーム、リアル両方できる選手になりたい。
直:レーサーになりたいっていう目標はあるみたいなので、まずはすぐ触れるeモータースポーツで日本チャンピオンとか目指して、そこから世界チャンピオン、ゆくゆくはリアルの方もなれたらいいなとやっているところですね。eモータースポーツで速かったらリアルでも走れるとも言いますし。

■目標には近づいている?
奈:(近づいている実感は)多少はある。

■イベントに参加したことで周囲への影響はあった?
直:奈々樹の学校の給食時間に、先生がレースの配信を流してくれたそうなんです。奈々樹がこういう活動をしているというのを皆に観てもらって。そうやって理解のある方から、少しずつ広がっていくのが大事かなと思います。


いつも高い熱量を感じる藤親子。この二人で結果が出なかったら、誰が出せるんだと感じてしまいます。二人三脚で突き進み、ぜひ夢を叶えてほしいと思います。

今までは世界大会や全国大会のようなトップ層のための大会が多かったものですが、今年は学生向けの大会が増えてきたのが良い傾向と感じます。確実にeモータースポーツの間口が広がっています。
今後はさらに地域密着した大会等、小さいものでもプレイヤーの目標になるようなものが増え、幅広い年齢層が活躍し、多くの方に観てもらえる機会が増えることに期待します。

エンタテ!区LEGENDS、JEGT2023第2戦は天候に嫌われ再び6位

JEGT2023ラウンド2

国内最高峰の賞金つきeモータースポーツ大会「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series」(オートバックス・ジェイイージーティー・グランプリ・2023シリーズ)ラウンド2が開催されました。

開幕戦では6位となった「eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS」(イーエムフクオカ・エンタテック・レジェンズ)、シリーズ入賞を目指すために一度は表彰台を取っておきたいところ。

天候変化のあるレース

2戦目の舞台はベルギーに実在するサーキット「スパ・フランコルシャン」。山あいに位置するため天気や気温が変わりやすく、独特な気候から「スパ・ウェザー」と称されています。

今回はその「スパ・ウェザー」を再現するようなレース設定となっており、「必ず雨が降る時間」と「降るかどうかわからない時間」が織り交ぜられています。
路面に雨水が溜まると当然レインタイヤでなければまともに走れなくなるため、雨雲レーダーを使って先々の天候変化を予測し、タイヤ交換の判断をすることになります。

グランツーリスモ7,マクラーレン 650S,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS
雨に強いマクラーレン650S

「eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS」のチーム車両「650S」は、雨が降ることによるデメリットを受けづらい利点があります。雨が降り続くほど有利と言え、国内トップクラスのドライバーが集うトップリーグにおいても表彰台を狙うことは十分可能です。

スーパーラップ:瀬田凛

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND2,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,瀬田凛

予選スーパーラップは瀬田凛(せたりん)が担当。一発勝負のタイムトライアル予選で、レーススタート時のグリッド順が決まります。

タイムは「2分15秒266」で5番手。練習時の平均値にかなり近いタイムが出ており、大きなミス無く安定感ある走りを見せつけました。

まずまずのポジションですが、ソフトタイヤでの走行は他の車種に比べると別段有利ではないため、妥当な順位と言えます。

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND2,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,スーパーラップ,スパ・フランコルシャン

ヒート1:佐久間輝

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND2,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,佐久間輝

第1レースは今期新加入した佐久間輝(さくまひかる)が担当。本人の強い希望もあり、ラウンド2での出走となりました。

スーパーラップの結果、5番手スタートとなったエンタテ!区LEGENDS。今レースでは必ず雨が降る設定のため、タイミングを見計らってピットインすることになります。

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND2,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,ヒート1,LAP2,スパ・フランコルシャン
2周目、シケインの進入で並ばれ2台に抜かれる事態に
AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND2,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,ヒート1,LAP3,スパ・フランコルシャン
3周目には7番手までポジションダウン
AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND2,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,ヒート1,LAP5,ピットイン
5周目、雨用タイヤに交換するが…

雨が降ってきてからはピットイン組とステイアウト組に分かれる状態に。半ば雨乞い状態のeM福岡は当然レインタイヤに交換します。

しかし予想以上に早く雨が上がり、濡れた路面をスリックタイヤで走ったほうがピットストップのタイムロスよりも速いという結果に。まさにスパ・ウェザーに翻弄される形となってしまい8位でフィニッシュ。

ヒート1 オンボード映像↓

ヒート2:堤口直斗

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND2,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,堤口直斗

第2レースは堤口直斗(つつみぐちなおと)が出走。8番手スタートというかなり苦しい状況、下位リーグへの降格を避けるためにも、ひとつでも順位を上げてゴールしたいところ。

激しい雨が降る中でのスタートとなったヒート2、降り続けるほどeM福岡にとっては有利ですが、2周目には早くも雨雲の切れ目が見えてきました。高速コーナーのブランシモンでコースアウトしてしまい、最下位まで転落してしまいます。

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ROUND2,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,ヒート2,LAP2,スパ・フランコルシャン
可能な限り車速を残したいブランシモン、コースアウトするとグリップ低下によるスピードダウンは免れない

8周目、再び激しい雨が降り始め、6位までポジションアップ。最終的に5番手の真後ろまで迫るものの、やはり立ち上がり加速の弱さが仇となってそのままフィニッシュ。結果的には8位から6位に上がりましたが、いまいち噛み合いが良くない展開となった印象です。

「ハナキン☆イーエムVol.47」にて、堤口選手による振り返りを配信しました↓

最終戦、東京オートサロン

今シリーズは現在総合7位となっているeM福岡。次戦はいよいよ今シリーズの最終戦です。

2024年1月14日(日)、恒例となってきた東京オートサロンで開催!国内トップドライバーたちの走りをぜひ間近に御覧ください!

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2022 Series,ROUND FINAL,東京オートサロン2023
JEGT2022シリーズ最終戦会場となった東京オートサロンのイベントホール(準備中の様子)

福岡モビリティショー2023:JAFブースでU18大会開催!

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モビリティーショーでeモータースポーツイベント開催

4年ぶりの福岡モーターショー、名前も「福岡モビリティショー」と改めて12月22日~25日で開催されます。

eM福岡はその4日間、JAF福岡と共同でグランツーリスモ7によるeモータースポーツ大会「『グランツーリスモ7』タイムトライアルチャレンジ」「U-18 JAF GRAN TURISMO 7 CHALLENGE CUP 2023」を実施します!

レーシングチーム「eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS」のドライバー堤口直斗田代寛朋吉田航太朗がゲストとして登場。
2022年にポルシェジャパン・ジュニアドライバーとしても出走し、九州から世界を目指して活動中の山本聖渚(せな)選手も実況・解説席に加わり、一般来場者も参加可能なエキシビジョンレースに出走します。プロドライバーと一緒に走れる貴重なチャンスです。

レーシングドライバー山本聖渚氏

U18グランツーリスモ大会

今回のモビリティショーは18歳まで入場料無料ということで、12月23日(土)には18歳以下を対象としたグランツーリスモ7の大会「U-18 JAF GRAN TURISMO 7 CHALLENGE CUP 2023」を開催します。上位3名にはトロフィー、優勝者には下記賞品を進呈!

若きグランツーリスモの腕自慢、福岡モビリティーショーに集合!
↓↓↓
参加受付はこちら
※募集人数に達した場合、締め切りとなります。
※ご応募の前に保護者様の了承確認をお願いいたします。

賞品

優勝賞品として、AVerMedia(アバーメディア)のゲーミングキャプチャー「Live Gamer ULTRA 2.1 – GC553G2」を進呈!

最大入出力解像度4K144fps(HDR/VRR)、4K60fpsのキャプチャーに対応。高解像度、高リフレッシュレートのままゲームプレイ、録画・配信できます。マイク付きヘッドセットをアナログ接続すれば、PC側のミキサーが無くとも音声入力・調整可能。ゲーム配信を強力にサポートするデバイスです。

製品詳細はこちら

レギュレーション

予選タイムトライアル:走行時間15分間でのベストラップタイムにより順位決定
決勝:予選上位9名による選抜レース(3名ずつ各1レース)、選抜レース勝者3名による決勝レース
使用可能車両:GRスープラ Race Car ’19、NSX Gr.4、458 イタリア Gr.4、V8ヴァンテージ Gr.4
コース:オートポリス インターナショナルレーシングコース
周回数:8
使用可能タイヤ:レーシング・ミディアム
燃料消費倍率:5倍
タイヤ摩耗倍率:5倍
BoP/チューニング禁止:適用
カーセッティング:ブレーキバランスのみ可
スタート形式:ローリングスタート
スリップストリーム:リアル
コース外でのグリップ低下:リアル
レース中のゴースト化:オフ
ショートカットペナルティ:ペナルティ小
壁接触ペナルティ:オン
車両接触ペナルティ:オン
フラッグルール:なし
給油速度:毎秒6L
天候:晴れ
路面コンディション:ドライ

GT7タイムトライアル

12月22日・24日・25日は、上記U18大会とほぼ同じ条件(燃料・タイヤ消費無し)で、単走のタイムトライアル大会も実施します。規定タイムクリアで賞品ゲット!(後日発表予定)

使用可能車両は「GRスープラ Race Car ’19」、「NSX Gr.4」の2種。JAFスペシャルリバリーを施した車両をご用意します。リバリーデザインはもちろん「eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS」のチーム車両も手掛けるリバリーデザイナー出島大地が担当。

こちら年齢制限はございません。整理券を配布しますので、順次ご参加ください。

GRスープラ Race Car ’19
NSX Gr.4

開催スケジュール

マリンメッセ福岡 A館 2階
福岡県福岡市博多区沖浜町7-1

12月22日(金)
9:30~13:00 タイムトライアルチャレンジ(整理券配布)
14:00~17:00 タイムトライアルチャレンジ(整理券配布)
17:00~18:00 山本聖渚選手エキシビジョンレース

12月23日(土)
10:00~13:10 U-18 JAF GRAN TURISMO 7 CHALLENGE CUP 2023予選
13:10~13:30 山本聖渚選手エキシビジョンレース
14:30~14:50 money flatステージ
15:00~17:00 U-18 JAF GRAN TURISMO 7 CHALLENGE CUP 2023決勝
17:00~18:00 結果発表・表彰式
※進行状況により前後する可能性があります。

12月24日(日)
9:30~13:00 タイムトライアルチャレンジ(整理券配布)
14:00~17:00 タイムトライアルチャレンジ(整理券配布)
17:00~18:00 山本聖渚選手エキシビジョンレース

12月25日(月)
9:30~13:00 タイムトライアルチャレンジ(整理券配布)
14:00~16:00 タイムトライアルチャレンジ(整理券配布)
16:00~17:00 山本聖渚選手エキシビジョンレース

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福岡モビリティショー公式サイト

エンタテ!区LEGENDS、JEGTグランプリ2023開幕戦は6位

JEGT2023開幕

国内最高峰の賞金つきeモータースポーツ大会「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series」(オートバックス・ジェイイージーティー・グランプリ・2023シリーズ)がついに開幕となりました!

今年も賞金総額は500万円!使用タイトルは全戦「グランツーリスモ7」(PlayStation5/PlayStation4)となり、前シリーズよりさらにレベルアップした大会になること間違いなし!

我々eモータースポーツ福岡は、今期もRKB毎日放送株式会社様とのメディアパートナーシップを継続、「eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS」(イーエムフクオカ・エンタテック・レジェンズ)として出場します。

最先端テクノロジーで進化し続けるエンターテインメントの世界をご紹介する「エンタテ!区 テレビが知らないe世界」は毎週水曜24:55から放送しております。夜更かしのお供に、または録画で御覧ください。(宣伝)

eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,チームロゴ
eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,マクラーレン 650S GT3 '15
チーム車両は「マクラーレン 650S GT3 ’15」

扱いやすさ・コーナリング性能・最高速度が利点の650S。加速には難があるので、コーナーでしっかり差をつける展開をしていきたいところ。

スーパーラップ:堤口直斗

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,堤口直斗
AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,スーパーラップ

予選スーパーラップは堤口直斗(つつみぐちなおと)が担当。レースのグリッド順が決まる重要なタイムアタックです。

結果は「1分58秒519」で5番手。走行後の堤口選手曰く、「50点の出来」とのこと。スピンを防止するためアクセルを遅らせてしまい、タイムに響いてしまったようです。

前半は全体ベストタイムが出ており一見良さそうに見えますが、650Sの特性上、本来はもっと良いタイムが出るところ。

スーパーラップは一発勝負であるがために、スピンやコースアウト、ペナルティなどの「即アウト」な状況を避ける必要があります。しかし安全な走りをしてしまうと良いタイムが出ないのがこの競技の難しいところです。

スーパーラップ オンボード映像↓

ヒート1:田代寛朋

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,田代寛朋
AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,田代寛朋

ヒート1(第1レース)は、今期新加入した田代寛朋(たしろひろとも)が担当。本来は吉田航太朗(よしだこうたろう)が出走する予定でしたが、大会数日前から高熱を発症し、やむなく休場となりました。

代走役となった田代選手、MR系の車種には乗り慣れていることもあってか、まずまずのペースでポジションをキープ。2周目の終盤、後方のNISSAN TRUST(35号車)がコースアウトする事態もあり、少し余裕のある展開に。

しかし3周目から徐々に前方集団より離され、5周目にはSPK TC CORSE(105号車)に追いつかれてポジションダウン。

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,ヒート1
5番手を争うデッドヒート

残る周回では後続を抑える場面もありながら6位でフィニッシュ。

結果的に順位を落とすことになったものの、代走者として、さらにトップリーグ初出走というプレッシャーの中、最後まで走り切った田代選手にとっては確かな手ごたえと良い経験になったようです。

ヒート1 オンボード映像↓

ヒート2:岩田和歩

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,岩田和歩

JEGT2023開幕戦、最終走者を務めるはチームのエース岩田和歩(いわたかずほ)。6番手スタートなので「全戦5位以上」というチーム目標を達成するには、少なくとも1ポジションアップしなければいけません。

ヒート2はタイヤの使用義務があり、ミディアム・ソフトの両方を使う必要があります。ソフトタイヤはグリップが高いため速く走れるものの、摩耗しやすいため長く使用することはできません。一方ミディアムは寿命こそ長いものの速度は出ないので、なるべくソフトタイヤを長く使いタイムを稼ぐことが重要です。

大多数のチームと同様、ミディアムタイヤでスタートしたエンタテ!区 LEGENDS、6周目でピットインすると5番手で復帰。後方を走るKOSHIDO(12号車)とのバトルを余儀なくされます。

9周目、第2コーナーでの飛び込みを許してしまい、6位へポジションダウン。650S持前のコーナリング性能とタイヤの摩耗差で追いつくことはできるものの、加速段階で離されなかなかオーバーテイクに繋がりません。

AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series,ラウンド1,eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS,ヒート2
何度も目と鼻の先まで迫るが…

ファイナルラップ、最後の賭けとしてシケインの飛び込みを遂行するものの、狭い道幅で押し出される形となり、後続車にも追い抜かれ7位でフィニッシュ。審議の結果、後日の正式発表で6位となりました。

岩田選手曰く「3時間は語れる」という展開になったヒート2、総合優勝につながる獲得ポイントも大きいため、とくに白熱したレースでした。

ヒート2 オンボード映像↓

将来を見据えたシーズン

初戦から担当ドライバーの病欠という不測の事態に見舞われたものの、何とかダメージを最小限にできたように思います。

全戦5位以上という目標は初戦にして崩れ去ってしまいましたが、実は表沙汰にしていないチームの取り組みがあります。それはどちらかというと今期優勝するためというよりも、チームの体制づくりや強化・育成に重きを置いています。
秘伝のタレを作っているようなものなので口外しませんが、本ラウンドでも大いに学ぶところがあったので、いつか結果として返ってくると信じています。

ラウンド2は11月18日(土)開催!国内最高峰のバーチャルレース、引き続きお楽しみください。