
明日から千葉へ出張の古川拓己(たくみ)君。
月末まで練習に参加できないので、顔を出してくれました。
予選上位ランクインで周囲からの目が変わった
国体予選は惜しくも通過できなかったものの、国体に参加したことによって周囲からの目が少し変わったようです。
はじめ、国体にeスポーツが採用されるといっても、同じ職場の人は「なんだそりゃ?」という反応だったそう。
「ゲームは遊ぶもの」と浸透してしまっている日本では、なかなか「ゲーム=競技」というイメージが湧きません。本気でゲームをすることは「悪いもの」とさえ捉えられがちです。
そういう雰囲気を古川君も感じていたのか、周囲にグランツーリスモを本気でやっていることは秘密にしていたようです。
しかしオンライン予選を通過し、ふとした弾みにオフライン予選に参加することを周囲に話したところ、予想外の反応を得られました。
それまでゲームに関心の無かった人たちや、直接伝えたわけでない人からも「予選はどうだった?」と聞かれたそうです。 当人も驚きの広まりで、友人たちからも予想外の好評だったとか。
「TVゲーム」が「競技」になるとき
予選の結果こそ5位で福岡代表にはなれませんでしたが、福岡一般の部の参加者246人中の5位というと、職場の人たちからも「すごい!」と称賛されたそうです。
本人は全然すごくないと言いますが、いや、トップ5って普通にすごいよ…
実際にプレイしたことが無い人に「すごい」と言わしめるのは、それはすでに「TVゲーム」という領域ではなく、「競技」として成立していると認めているからです。
たしかに、全国的にみるとまだまだの腕前なのかもしれません。世界レベルの大会に出るのは夢のような話です。
しかしまだハンドルコントローラーに触って数か月という古川君。このまま努力を怠らなければ、福岡から全国へ挑戦できる日もそう遠くないかも!
頑張れ拓己!
